[ セレナーデ時間 ]

2022年3月、いよいよはじまる!

華やぎのセレナーデ時間

WELCOME TO SERENADE 2

企画=南家知文 文=小野瀬宏子
  • イメージ イメージ
  • イメージ イメージ

春の光を浴びて、木々の緑はみずみずしく、河は輝きに満ちる。リバークルーズにぴったりの季節、セレナーデ号が再び、出航の時を迎えます。待望の第1弾、3月出発のコースは新企画を加え、ヨーロッパの船旅を満喫していただける内容に。また、安心・安全に配慮して、お客さまをお迎えする準備もしっかりと整えました。 リバークルーズがはじめての方にも「セレナーデ号の再開を待っていた!」という方にも、ご満足いただけるようなとびきりの時間を。そのはじまりは、間もなくです。

  • イメージ レストランのスタッフとも顔なじみに
  • イメージ 歓迎の乾杯を船長も楽しみにお待ちしています
  • イメージ イメージ

ドイツでの船旅の醍醐味、ライン古城渓谷クルーズ

船旅の1日目は、ドイツ・マインツにてセレナーデ号に乗船し、ライン河クルーズへ出発。翌日は午前中にリューデスハイムの散策観光へ。ぶどう畑に囲まれた小さなこの街は景観の美しさから“ラインの真珠”と呼ばれ、ドイツ有数のワインの産地としても知られています。街の中心にある「つぐみ横丁」は、地元の人にも観光客にも人気。通りに面した建物の屋根に設置された、つぐみ鳥の飾りが名前の由来だそうです。看板や壁に描かれた絵などから、それぞれのお店の個性が感じられ、歩いているだけでも独特な雰囲気を楽しめます。

  • イメージ イメージ 路地にワイン居酒屋などが軒を連ねる「つぐみ横丁」

午後はセレナーデ号のツアーでも人気が高いライン古城渓谷クルーズへ。“父なる大河”と称されるライン河をゆったりと進みながら、両岸を囲む渓谷にそびえ立つ古城の姿をお楽しみいただきます。こちらでは、開放的なサンデッキからの広々とした眺望が特におすすめです。流れゆく風景のなか、次々と古城が現れ、まるで中世の時代に迷い込んだよう。ドイツの歴史と豊かな自然を体感できる幻想的な体験が待っています。

  • イメージ サンデッキからライン古城渓谷を一望
  • イメージ

3日目はケルンの街を「しっかり観光」「ゆったり観光」に分かれてご案内します。街のシンボルであるケルン大聖堂は、見るものを圧倒するような迫力。高さは約157メートル、世界最大級のゴシック様式の建築物です。荘厳な大聖堂を見学した後、「しっかり観光」は徒歩で旧市街へ。「ゆったり観光」はバスに乗って、車窓からの街並みを楽しみながら、見どころへご案内します。

  • イメージ イメージ ケルン大聖堂とホーエンツォレルン橋
  • イメージ イメージ
  • イメージ イメージ

オランダで芸術に 酔いしれるひと時を

クルーズの中盤、4日目にはセレナーデ号はドイツ・ケルンからオランダ・アーネムへ到着。「ゴッホの森」があるデ・ホーヘ・フェルウェ国立公園へご案内します。ここではクレラー・ミュラー美術館を見学。オランダを代表する芸術家の1人、ゴッホの作品に加え、セザンヌ、モネ、ピカソなど多彩な作品が展示されています。

 翌日に訪れるアムステルダムでは、国立美術館でじっくりと名画鑑賞を。レンブラントをはじめ、フェルメール、ゴッホなど錚々たるオランダ出身の芸術家たちの作品に生誕の国で出あう。そこには新たな感動が生まれるかもしれません。

  • イメージ アムステルダムの運河沿いには伝統的な建物が立ち並ぶ
  • イメージ ゴッホの作品を数多く所蔵するクレラー・ミュラー美術館

そして、名画を堪能した後は3月30日出発のコースだけの特別企画として、コンセルトヘボウでのコンサート鑑賞へご案内します。

このホールは世界的に有名で、音響に優れたシューボックス型と呼ばれる観客席の形状が特徴的です。今回は一等席をご用意し、「ラ・プティット・バンド」によるバロックオーケストラをお楽しみいただきます。

  • イメージ イメージ オランダを代表するコンサートホール、コンセルトヘボウ
  • イメージ イメージ

鮮やかな自然の彩りは、春が届けてくれた贈り物

6日目はザーンセスカンスの観光へ。ザーン河沿いに立ち並ぶ風車は、まさにオランダの原風景。この地方特有の家屋や木靴の工房などもあり、村全体に古き良き伝統文化を感じます。牧草地に堂々と立つ風車の姿は、いつまでも眺めていたくなる不思議な魅力をまとっています。

午後のクルーズ中は、ぜひ船からの景色を眺めてみてください。日射しに煌めく水面、風に揺れる若葉、その先には河沿いを自転車で走る人など…… 街の表情を見られるのも船旅の楽しさです。

この旅で最後の観光は、7日目に訪れるキューケンホフ公園です。“ヨーロッパの庭”とも呼ばれる世界でも有数の花の公園。約32ヘクタールもの広大な敷地に700万株以上、約800種のチューリップが植えられています。3月後半には早咲きのチューリップ、クロッカスや水仙、ヒヤシンスなどが咲き、園内は鮮やかな色に彩られます。花の美しさ、そしていきいきとした植物の息吹は、見る人の心まで晴れやかにしてくれる。そんな自然の活力を体いっぱいに感じられるでしょう。

  • イメージ 春の訪れを祝うように花々が咲き誇るキューケンホフ公園
  • イメージ 一面のチューリップと風車は、オランダを象徴する風景
  • イメージ イメージ

フランスまで 足を延ばせるコースも

充実したライン河、オランダのクルーズに、フランスでの3泊の旅を加えたコースもご用意。人気の観光地、モン・サン・ミッシェルやのどかな港町のオンフルールなど、魅力的な見どころへご案内します。ツアー日数が長めでも、寛ぎながら移動時間を過ごせる船旅なら、ご自身の体調に合わせて休息をとりやすく、ゆったりとお過ごしいただけます。数々の見どころをめぐる行程も、無理なく楽しみ尽くせるのは船旅ならではです。

  • イメージ イメージ 島全体が修道院であるモン・サン・ミッシェルは、神秘的な雰囲気

また、再開にあたり、安心・安全への対策も徹底。その1つとして従来より定員数を抑え、3月30日出発のコースは80名さまでの催行を予定しています。船内ではレストランの座席をゆとりある配置に。寄港地観光でバスに乗る際には、お1人さま2席をご利用いただきます。船内施設の衛生管理などにも十分配慮し、お客さまをお迎えします。

船長主催の夕食会など、これまでお客さまからご好評いただいていたイベントは継続して開催。船旅のお仲間と過ごすなごやかなひと時をお届けします。

文化や芸術、歴史、雄大で華麗な自然美。ヨーロッパの魅力を凝縮した「セレナーデ時間」を、ご一緒に体験してみませんか。

  • イメージ イメージ

*******************
セレナーデ号の船旅で
お会いしましょう!
*******************

  • イメージ イメージ (左)奥村 由季 (右)森脇 潤

奥村 セレナーデ号は就航時から駐在員や添乗員として乗船する機会が多く、まるで我が家のようにも感じています。2年ぶりに再開するクルーズに乗船する機会を得て感慨もひとしおです。多くの皆さまに船上でお目にかかれることを心からお待ち申しあげております。

森脇 再び添乗員としてご案内できることとなり、出口の見えないトンネルを抜けたような晴れ晴れとした気持ちでいます。顔を見知った船員との再会や絵画のような風景への再訪、そして何よりお客さまの笑顔にもう一度出あえることが本当に楽しみです。