[ WEB限定特集② ]

「ガラスイグルー」滞在
暖かいお部屋で横になって観賞

フィンランドで天空の神秘
オーロラを眺める

企画=長谷川賢 文=槙原有希
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夜空を舞台に幻想的な光が踊るオーロラ。地球の地軸を中心に、緯度60度から70度ほどの範囲に広がる“オーロラベルト”と呼ばれる帯を中心に現れます。このエリアに入るフィンランド、アイスランド、カナダ、アラスカなどはオーロラ観賞を楽しめる地として知られています。なかでもフィンランドは出現のピークを迎える時間帯が北米より比較的早く、夜の10時から12時くらいとなるので、体に負担がかからずオーロラを見られる場所として人気です。

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暖かい客室のベッドに寝転びながら
ゆったりとオーロラ観賞を楽しむ

今回ご案内するフィンランドの旅は、オーロラ観賞に最適な地サーリセルカにある「ノーザン・ライト・ビレッジ」のガラスイグルーに宿泊することがポイント。天井まで大きな窓が広がり、寝転がりながらオーロラを見ることができる贅沢な空間で、ゆっくりと天空の神秘をお楽しみください。暖房が効いた室内から観賞でき、外へ移動する必要がないので、寒さ対策の心配はありません。外気がいくら低くても、窓が曇ることはありません。融雪機能が備わったガラス張りの窓はボタン1つで除雪され、遮るものなく天空を眺めることができます。

  • イメージ イメージ 木々に囲まれた静かな環境に佇むガラスイグルー
  • イメージ イメージ ベッドの上には天井まで広がる大きなガラス窓が

街から離れ、森に囲まれた場所にあるガラスイグルーは、オーロラ観賞にとって大事な条件である暗さを確保した環境です。ホテルで夕食をとった後は客室に戻り、そのまま寛ぎながらオーロラの出現を待つだけで良いのです。「ベッドに横になれるのはうれしいけれど、快適さのあまりそのまま眠ってしまうのでは……」とご心配されるお客さまには、お申し出いただければオーロラが出現した際には添乗員が客室へご連絡いたしますので、ご安心ください。

  • イメージ ガラスイグルーの共有スペースは居心地の良い空間
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フィンランド北部ラップランド地方に5泊することもこのコースの特徴です。つまり、オーロラ観賞のチャンスが5回もあります。2連泊するイナリ、ガラスイグルーがあるサーリセルカはともにオーロラベルトに含まれるエリア。また、オーロラ観賞のために月明かりはできるだけ少ない方が良いので、11月と1月の、新月に近い日程に合わせて設定しています。絶好の環境でオーロラを楽しんでいただきたい、という想いを込めて企画したコースです。

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目で見るよりもきれいに写る
思い出の1枚を撮影する楽しみ方

オーロラは、太陽から放出され地球へと運ばれてきた太陽風(プラズマ粒子)が、大気中の原子や分子と衝突する際に引き起こされる発光現象といわれています。実際のオーロラは思っているよりも光が弱く、まず白い雲のようなものを探すことが観賞のコツ。もやもやした雲のようなものが、だんだん大きくなり、次第に色を帯びてきます。黄色や緑色、時にはピンク色や紫色の光を放ち、まるで光のカーテンが風に揺れるように、天空の神秘が繰り広げられます。

  • イメージ イメージ 光のカーテンが踊るように揺れるオーロラは圧巻

オーロラ観賞の旅に参加されたお客さまからは、「自分の目で見るよりも、撮影した写真の方がきれいな時もあった」というご感想をいただく機会があります。オーロラのために一眼レフカメラや三脚を用意して撮影される方もいらっしゃいますが、夜景モードがあるスマートフォンなら、小さな三脚を付ければブレずに撮影することができます。スマートフォンに簡単に取り付けられる広角レンズなどがあれば、さらに美しいオーロラを撮影できる可能性が高まります。「GoPro(ゴープロ)」のような小さい高性能カメラで光のダンスを動画に収める楽しみ方も一興です。旅のお土産に、オーロラという素敵な記録はいかがでしょう。

  • イメージ イメージ 客室から窓一面に広がるオーロラ観賞ができるチャンスも