［ 海外特集① ］
現地を知る企画担当・添乗員イチ推し！
この秋おすすめの海外旅行
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北アフリカ・チュニジアの地中海沿岸の街シディ・ブ・サイド
今年の秋は日常を離れて、ゆったりと楽しむ海外旅行へお出かけになりませんか。たとえば、異なる世界を体験できる、地中海の島国マルタ島から北アフリカ・チュニジアへ足を延ばす旅。歴史や特異な自然景観を存分にお楽しみいただくトルコの旅は、「ゆったり度」別に２つの旅からお選びいただけます。イタリア中部をめぐる旅では街々を丹念にめぐり、滞在も食も満喫。そしてまだ見ぬバルト三国の旅もご用意。この秋おすすめの海外旅行……。現地を熟知している私たちだからこそ、自信を持ってご紹介します。
地中海マルタ島から北アフリカへ
欧州とアラビア世界を感じる旅
地中海に浮かぶマルタ島 街歩きや遺跡観光を存分に
マルタ共和国は地中海のほぼ真ん中に位置する小さな島国。古代から、民族と文化が交差してきた地で、小さいながらも見どころが尽きない場所です。マルタ島では地中海を望むホテルに４連泊するほか、姉妹島のゴゾ島では島を代表するホテル、ケンピンスキー・サンローレンツに宿泊します。マルタに計５泊することで、穏やかな気候と海の幸を味わいつつ、観光もゆったり楽しめる日程となっています。
首都ヴァレッタは、１６世紀にマルタ騎士団が築いた要塞都市。旧市街の見どころをめぐりながら、キリスト教社会を守るため奮闘した騎士団の栄光に思いを馳せます。その一方で、５,０００年以上前につくられた、世界遺産の巨石神殿群もご覧いただきたいところ。保存状態を保つため入場制限のある貴重なハイポジウム遺跡などを訪れます。貴族の邸宅であるパリジオ宮殿敷地内のレストランでのお食事もお楽しみください。
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馬車に乗っての街めぐりも楽しみ（マルタ）
航空機でわずか７０分余り 北アフリカ・チュニジアへ
マルタ島を飛び立ち、あっという間に地中海を越え、北アフリカ・チュニジアの首都、チュニスに到着。地元の人や観光客が行き交う市場などでは、アラビア世界の日常に迷い込んだような心持ちに。地中海沿岸の街シディ・ブ・サイドでは、チュニスとは違ったリゾートらしい風景が広がります。
また世界遺産の古都カイルアンでは、城壁内にある要塞を改装したホテル「ラ・カスバ」に連泊。エル・ジェムの円形闘技場など保存状態の良い古代ローマ遺跡観光も楽しみます。このほかカルタゴ遺跡も見逃せません。
一度の旅でヨーロッパとアラビアの２つの旅情を堪能できる旅。旅の最後に訪れるガマルタでは、アラビアの優雅な雰囲気が随所に感じられるホテルでの滞在も満喫できます。
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青で統一されているシディ・ブ・サイド。昼食は紺碧の地中海を見渡すレストランで（チュニジア）
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プライベートビーチを持つ、ガマルタの高級リゾートホテル「レジデンス」で旅を締めくくる（チュニジア）
修復を終えたブルーモスクを訪れる
ホテルにもこだわったトルコの旅
航空機利用で効率的に広大なトルコを存分に楽しむ
エーゲ海地方にある古代都市遺跡エフェソスから、内陸に広がる奇岩の地カッパドキア、活気あふれるイスタンブールなど、広大な国土に見どころが点在するトルコ。通常のめぐり方では、ロングドライブが多くなりがちなことが難点でした。そこで、今回のツアーでは航空機を利用することで長時間ドライブを減らし、観光と滞在時間を増やすように工夫しています。長時間の歩行は避けつつ、しっかり観光する「ゆったり度１」と、ほとんど歩かず旅を味わう「ゆったり度３」の、２つの旅を設定し、体力に合わせてトルコの魅力をお楽しみいただけます。
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夜、幻想的にライトアップされる奇岩の大地トルコのカッパドキア
トルコは長い歴史のある国。今年はアンカラを首都とした共和国建国１００年を迎える記念の年です。「ゆったり度１」の旅では、アンカラを訪れ、建国の祖が眠るアタテュルク廟や、新石器時代から鉄器時代の遺物を展示するアナトリア文明博物館などを訪れます。博物館では、ヒッタイト時代のレリーフなどもお見逃しなく。また、１００周年記念グッズもご用意していますので、お楽しみに。
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アンカラ市街を見渡す丘の上にあるアタテュルク廟で衛兵交代式を見学
輝きを増したブルーモスクや奇岩群を見渡す展望台へも
ビザンツ帝国の都、その後はオスマン帝国の都として栄えたイスタンブール。アジアとヨーロッパが交わる街として、見どころが尽きません。今年４月、長く続いたブルーモスクの修復工事が終了しました。街の象徴でもある外観もさることながら、壮麗なモザイクに彩られたモスクの内部は、感嘆のため息が出るほどの美しさです。ほかにも修復工事が終了したトプカプ宮殿宝物館の見学や、ボスポラス海峡のクルーズなど、それぞれの「ゆったり度」に合わせた多彩な観光を楽しみます。
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新市街から眺める歴史に彩られたイスタンブールの旧市街
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イスタンブールの街並みに残る石畳の道を行き交うトラム
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ブルーモスク内部の天井装飾。小窓から入る光がイズニックタイルの装飾を輝かせる（写真は修復前）
トルコ中央部の高原に広がる大奇岩地帯カッパドキア。キノコのような形の奇岩や鮮やかな地層など、世界でも類を見ない不思議な光景が、見渡す限り広がる地です。２連泊の「ゆったり度１」の旅では、世界遺産の岩窟教会や奇岩群のなかを歩きながらご案内します。３連泊する「ゆったり度３」の旅では、通常は徒歩観光となる奇岩群を歩くことなく四輪駆動車で奥まで行き、より迫力ある奇岩の景観をお疲れなくご覧いただきます。さらに夜には、幻想的な夜景見学も楽しみです。
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場所によってさまざまな形の奇岩が見られるカッパドキア
東西交易の面影残るホテルや海峡を見下ろすホテルに宿泊
今回の旅ではホテルにもこだわりました。「ゆったり度１」の旅で滞在するアンカラでは、オスマン帝国時代の隊商宿を改装したホテル「ディヴァン・チュクルハン」に宿泊します。
両コース共通して、カッパドキアでは洞窟ホテルに滞在。テラスやレストランは壮大な奇岩群を望む絶好の展望ポイント。滞在中は時とともに色を変える奇岩の幻想的な景観も堪能できます。そしてイスタンブールでは、海峡を見渡す丘に建つ「ザ・リッツ・カールトン」に３連泊です。客室から海峡を行き来する船を眺め、イズニックタイルを施した大理石張りの広いバスルームで寛ぎ、気持ちの良いベッドでゆっくり眠る……。トルコの旅の最後を彩る優雅な滞在となることでしょう。
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隊商宿を改築したブティックホテル「ディヴァン・チュクルハン」
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カッパドキアの奇岩の風景を望むホテル「ウチヒサール・カヤ」
