[ 海外特集④ ]

〜本館スーペリア・スイートに3連泊〜

三越伊勢丹ニッコウトラベル×
ザ・ペニンシュラ香港

企画=古澤雅史 文=古澤雅史
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この国の「進化」を目の当たりにしてきた気がする。教科書で学んだ香港割譲、そして現実に行われたその返還。150年の歴史が、今の香港を“たるもの”として、その後も香港は英国と中国の狭間で成長を遂げていく。 時にそれぞれの思惑のなかで、微妙な立ち位置を上手に操ってきた香港が、 民主化デモやコロナ騒動などでここ6~7年、縁遠くなっているのが気になって仕方がなかった。 香港の底力_ 昨年11月の視察を経て、今回の企画には香港再出発の意味を込めた。 2024年、復活への第一歩を、歴史と伝統のホテルを舞台にお届けする。

  • イメージ 憧れのペニンシュラ仕様のロールスロイスで 空港からホテルへ(台数に限りがあります)
  • イメージ 威風堂々とそびえる「ザ・ペニンシュラ香港」は 香港のランドマーク(イルミネーションは期間限定です)
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歴史と伝統の香港のシンボル 「ザ・ペニンシュラ香港」は開業95周年

ロビーで迎えてくれたのはセールスディレクターのラリーさん。10月に東京のペニンシュラでお会いして以来の再会です。東京では、三越が「創業350周年」であることに驚きつつ、自分たちは「開業95周年」だと教えてくれました。残念ながら香港は今、日本からの観光客は戻っていませんが、その他諸外国からの訪問客は完全にもとどおり。ここ数年で、さまざまな開発、進化をしているので、ぜひ見に来てほしい。その時までに御社への特別プログラムを用意しておきます、そんな話でした。ランチをしながら、今回の旅程に散りばめたプログラムを、ここはもっとこうできないか、これを含めてほしいなどと打ち合わせ。ランチを終えると、ロビーは14時からはじまるアフタヌーンティー目当てのお客さまでびっしりです。予約が難しいとされる名物アフタヌーンティーは、上品な三段重ねに加え、ペニンシュラオリジナルの紅茶や幾種類ものフレーバーティーからチョイス。国際色豊かなロビーが最も笑顔であふれる時間です。

  • イメージ イメージ 地下にあるペニンシュラアーケード内「ザ・ペニンシュラ ブティック&カフェ」

客室は本館と新館に分かれていますが、本館はヘリテージビルディングと呼ばれ、開業時からの歴史が色濃く残ります。印象的だったのは、客室内備え付けのタブレット端末。ホテルオリジナルのタブレットは、パネルの反応が良く、日本語対応もばっちりで、かつ文字が大きく、とても扱いやすいものでした。夜、客室に戻った時のターンダウンサービスも、夜の魔法がかかったかのような変化に思わず声を上げてしまいそうなほど。

今回のツアーには、メインの中国料理レストラン「スプリングムーン」でのディナー、ペニンシュラからの紹介で予約可能となる会員制の「チャイナクラブ」でのランチ、ロールスロイスでの送迎、加えて、28階のレストラン「フェリックス」でのバータイム3日間利用など、当社のお客さまへの特別なサービスが満載です。

  • イメージ 食べきれない場合は 客室にお持ち帰りも
  • イメージ 照明やエアコン、カーテンの開閉、 ルームサービスも思いのまま
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中国本土からの至宝が集まる 昨年オープンの香港故宮博物院

人々が海外旅行から遠ざかっていた時期に香港では1つのプロジェクトが進行していました。2022年夏、返還25周年の記念事業として、開発中の西九龍文化地区に出現した香港故宮博物院には、北京の故宮から集められた1,000点近い貴重な宝物を展示していて、国宝に指定されるものも150点を超えるといいます。ちなみに北京の故宮博物院は、明・清王朝の宮殿であった紫禁城を、中国王朝に伝わる宝物を収蔵する博物館として一般公開したことからはじまっていますが、対してかつて皇帝が、宮殿のなかでどのような生活を送っていたかなどをわかりやすく展示しているのが香港の特徴です。今回は、香港政府観光局の協力を得て、この稀代のミュージアムを学芸員の解説でご覧いただきます。

  • イメージ イメージ 「香港故宮博物院」 巨大な建物は香港の著名建築家、 ロッコ・イムによるもの
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夜の香港ディズニーランド 圧巻のショーは特別観覧エリアで

2005年開業の香港ディズニーランドでは、昨年11月末、世界初のアナと雪の女王のテーマランド「ワールド・オブ・フローズン」がオープンして話題をさらっています。このたびは、日中の時間にアトラクションをめぐるのではなく、夕方からの訪問で、“ディズニー大人時間”を。老若男女問わず楽しめるのがディズニーランドですが、今回のツアーでは、夜空を彩るショー「モーメンタス」にスポットを当てました。音楽と花火の鮮やかな演出に加え、城と噴水にディズニーの名シーンが映し出されるプロジェクションマッピングは圧巻で、これぞ香港ディズニーランドの真骨頂。大変混雑するショーなのですが、今回は前方の特別観覧エリアを確保しましたので、並ばずに、そしてゆとりの空間で、約20分のショーをお楽しみいただけます。

  • イメージ イメージ 香港ディズニーランド・リゾートのショー 「モーメンタス」を特別鑑賞エリアから鑑賞

ホテルの歴史や伝統を感じ、そこでの滞在時間が極力多くなるよう工夫しながら、新しい香港を体感できるプログラムに仕立てました。温暖で降水量も少ない3月、ぜひ、2024年の香港を皆さまの目でお確かめください。

三越創業350周年特別企画 ザ・ペニンシュラ香港 2024の詳細を見る