[ 海外特集④ ]

山岳絶景に息を呑む列車旅と5つのハイキング旅

涼やかな夏にこそ
カナディアン・ロッキーの
感動発見を

企画=木村聡 文=井上智之
  • イメージ イメージ 雄大な山岳風景を背景に、人気ルートを走りゆく「ロッキーマウンテニア号」
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日本の暑い夏を逃れて別天地のネイチャーワールドへ

カナディアン・ロッキーの夏―

その言葉の響きだけで、涼やかな風が一陣、胸の内に吹きわたってくるかのようです。

標高約3,000メートル級の山々と、氷河湖や峡谷などが織り成す絶景が広がるこの一帯は、4つの国立公園と3つの州立公園を有する壮大なネイチャーワールド。「カナディアン・ロッキー山脈自然公園群」として、世界遺産に登録されています。

ご案内するのは、夏のベストシーズンを迎えるカナディアン・ロッキーを、ラグジュアリーな列車で、ハイキングでご体験いただく新たな旅スタイルです。この地帯の8月は、日本の暑さを忘れる快適さ。最高気温も、バンクーバーで平均22度にすぎません。

ロッキー越えで出あう、人知れずの絶景の数々。ハイキングでふれる、手付かずの自然の息吹。大いなる好奇心とちょっとした冒険心を携えながら、いつもの観光旅行とは趣を異にする思い出づくりに出かけてはいかがでしょうか。

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「ロッキーマウンテニア号」の
車窓から、 驚きの連続の
山岳風景を2日間にわたって

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まだ見ぬ絶景の数々をラグジュアリー列車に乗って

難所のロッキー山脈を克服し、カナダの大陸横断鉄道が貫通したのは、建国から約20年後の1886年のことでした。最初にご案内するのは、そんなフロンティア・スピリットに想いを馳せながら、大陸横断鉄道きっての人気ルートを走り抜ける列車旅。通常の募集型企画旅行では叶わなかった観光プランを、別途、手配旅行をプラスすることで企画することができました。

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2日間の旅へと誘うのは、絶景列車「ロッキーマウンテニア号」です。ご乗車いただく車両は、「ゴールドリーフクラス」。2階建てドーム車両ならではの開放感に満たされながら、移りゆく山岳風景を満喫していきましょう。

列車には、涼風をダイレクトに感じられる「アウトドアビュー・プラットフォーム」も。シェフが腕をふるうコース料理を1階のダイニングでいただきながら、贅なる列車旅をお楽しみください。見どころではゆっくり走るので、クマやムースなどの野生動物を目にすることができそうです。

  • イメージ イメージ 驚異の山岳風景を、特別設計のドーム車両の車窓から ©Rocky Mountaineer
  • イメージ 2日間の列車旅では、絶景の連続をゆったりと
  • イメージ こだわりのコース料理もラグジュアリーな、「ロッキーマウンテニア号」©Rocky Mountaineer
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バンクーバーからバンフへ想像を超えた景色が次々に

ひんやりと心地よい早朝、「ロッキーマウンテニア号」はバンクーバーから、ロッキーの懐を目指します。田園地帯を抜け、いくつもの鉄橋をわたりながら、氷河と白雪を冠した山々に囲まれた森林や峡谷地帯へ。フレーザー峡谷では迫力の激流「ヘルズ・ゲート」、トンプソン河沿いでは急勾配の斜面と岩棚など、次々と現れる大自然の驚異に言葉を失います。ご宿泊は、カムループスのホテルで。ゆったりと寛ぎながら、翌日への英気を養いましょう。

2日目は、いよいよロッキー越えです。太平洋横断鉄道が貫通する最終釘が打ち込まれた地点「クレイゲラキー」、鉄道の最高地点「キッキングホース峡谷」や、この急勾配地を越えるためにつくられた八の字型の「スパイラルトンネル」など、壮観な景色の連続に心は躍ります。眼前に広がるヨーホーの峡谷と氷河地帯を走り抜け、お城のようなキャッスルマウンテンの光景に見惚れたのちに、列車は終着駅バンフに到着します。

ホテルでひと息つき、旅を追想するほどに、絶景シーンの数々が脳裏を駆けめぐることでしょう。

  • イメージ イメージ 「アサバスカ氷河雪上車観光」では、氷河の上に降り立つ貴重な体験を
  • イメージ イメージ 列車旅の終着地・バンフでは、お店やレストランが集う中心街まで徒歩圏内の「ホテルカヌー・アンド・スイーツ」に3連泊
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大地に足を踏みしめ、
高山植物を愛でながら
ロッキーを歩くハイキング体験を

大自然のなかで深呼吸 ロッキーの懐にふれる歓び

峰々のその向こうに、どんな大自然が待っていることだろう。2つ目にご案内するのは、そんな旅人の好奇心をたっぷりと満たすハイキングです。それぞれの魅力あふれる、5つのハイキングコースを厳選しました。

ハイキングの途上では、花に精通した山岳ガイドの説明を聞きながら、カナディアン・ロッキーの夏を彩る高山植物を愛でるひと時も楽しみです。絵筆に見立てられて名付けられた「インディアン・ペイントブラシ」や、デイジーのような紫の「アルパインアスター」などが、短い夏を謳歌するように咲く花景色をご満喫ください。

自らの足でしっかと大地を踏みしめながら、大自然のなかへと進みゆく体験は、爽快にして格別。いずれのコースも数時間ほどの、気軽なハイキングコースです。

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  • イメージ ゴンドラで約15分登り、レイクルイーズとビクトリア氷河を望む「ホワイトホーン山ハイキング」 ⓒSam Hamilton - The Lake Louise Ski Resort
  • イメージ テンピークスの峰々が、宝石のような氷河湖に映り込む「モレーン湖畔ハイキング」
  • イメージ イメージ 遊覧飛行も楽しみな「絶景ヘリコプター・遊覧飛行&ハイキング」コース
  • イメージ エメラルド色の湖面と峰々の景色に言葉を失う「エメラルド湖畔ハイキング」
  • イメージ “ロッキー屈指の花畑“に心和む「サンシャイン・メドウズ・ハイキング」
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それぞれの魅力に心惹かれる 5つのハイキングコース

ぜひとも体験いただきたいのが、「絶景ヘリコプター・遊覧飛行&ハイキング」コースです。ヘリコプターで優雅に空を舞いながら、6つの氷河を眼下に眺める約12分の遊覧飛行を楽しんだのち、標高約1,500メートルのクライン山の中腹に着陸。そこから森のなかを歩き、「双子の滝」をめざします。ロッキー奥地へのハイキングは、ヘリコプター利用ならではの体験でしょう。

お花好きには、“ロッキー屈指の花畑”と讃えられる「サンシャイン・メドウズ」のハイキングがおすすめです。バンフから西に約18キロ。冬はスキー場として人気のこの一帯は、夏にその一部が、初心者でも気軽に楽しめるハイキングコースとなります。ゴンドラとリフトで、一気に約2,400メートルまで標高をあげられるので、山登りの不安なく絶景を楽しむことができます。また、森林限界を超えているため、眺望を遮る高木も皆無。カナディアン・ロッキーの雄大なパノラマと、高山植物の花々を満喫いただけます。

「ロッキーマウンテニア号」の列車旅、5つのハイキング旅――ありきたりの観光では飽き足らない皆さまを、カナディアン・ロッキーの夏が、気持ち涼やかに満たします。

  • イメージ イメージ 「インディアン・ペイントブラシ」や「アルパインアスター」など、夏を彩る高山植物
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