[ WEB限定特集③ ]

世界が熱い視線を注ぐ
小林圭シェフの味を堪能する旅

老舗和菓子店「とらや」との
タッグで生まれた
御殿場「Maison KEI」の魅力

企画=安部川帆南 文=槙原有希
  • イメージ イメージ 魚の香りが際立つ「金目鯛のウロコ焼きイカ墨のピストゥー」
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豪華な組み合わせの誕生物語

予約を取ることが困難な人気のレストランを訪れ、地元の旬を味わう2日間の旅をご案内しましょう。「Maison KEI(メゾンケイ)」は、富士山の麓に位置する御殿場に2021年1月にオープンしたレストラン。パリの人気店「Restaurant KEI」の小林圭シェフと老舗和菓子店「とらや」が新たに手がけるフレンチレストランとして、注目を集めています。小林シェフは、フランス料理界の巨匠といわれるアラン・デュカスのレストランでスーシェフ(副料理長)を務めた経歴を持つ、日本を代表するシェフの1人。小林シェフが「とらや」とタッグを組み、御殿場で開業することになったきっかけは、「とらや」の18代目・黒川光晴さんと2010年にパリで出あったことにさかのぼります。当時、「とらや」パリ店に勤務していた黒川さんは、「Restaurant KEI」開業に向けて準備を進めていた小林シェフの実力と魅力に触発されてゆきます。「Restaurant KEI」開店後もふたりの交流は続き、黒川さんは小林シェフの味へのこだわりや素材に対する真摯な姿勢、活気ある店づくりに感銘を受け、いつか必ず一緒に仕事がしたいという想いを抱いたそうです。

約5年の準備期間を経て、その想いが現実となり誕生したのが、御殿場の「Maison KEI」です。富士山の麓に広がる御殿場は、「とらや」との縁が深い場所。お菓子づくりに適した環境を求め、まろやかでおいしいことで知られる富士山の伏流水が流れるこの地に1978年より工場を開設。2007年には、和菓子を楽しめる空間「とらや工房」をオープンしています。そして、地域に根ざし、お客さまに喜んでもらえる店を目指す「Maison KEI」の誕生へとつながりました。

  • イメージ イメージ 緑豊かな御殿場に佇む「Maison KEI」。建築家・内藤廣さんによる設計
  • イメージ イメージ 小林圭シェフ(左)と「Maison KEI」の厨房を任された佐藤充宜シェフ(右)
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人気を集めるレストランとなる理由

開業前から話題を集めていた「Maison KEI」は、オープンすると瞬く間に“予約の取れない店”となり、現在でもその状況は継続しています。小林シェフが監修するメニューの力とともに、窓から富士山を一望できる絶好の立地、心地良いサービス、そしてリーズナブルな価格などが人気の要因といえるでしょう。都心から離れた御殿場まで、食体験を楽しむことを目的に訪れたくなるレストランなのです。現場を任されているのは、小林シェフの右腕的存在として活躍する佐藤充宜シェフ。野菜をふんだんに使った「庭園風季節のサラダ」や、香ばしいパリパリの鱗が特徴の「金目鯛のウロコ焼きイカ墨のピストゥー」などが人気メニューです。

  • イメージ イメージ 旬を大切に、その日の仕入れによって変わるメニュー
  • イメージ イメージ 大きな窓越しに秀峰・富士が広がる客席
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静岡の旬の味を堪能する2日間

三越伊勢丹ニッコウトラベルは、「Maison KEI」の御殿場出店計画について地元の新聞で報道された時から、いち早く注目していました。昨年よりツアー実現に向けて交渉をスタート。およそ1年にわたり粘り強く交渉を継続し、旅行会社としてはじめて貴重な予約席を確保することができました。通常の「Maison KEI」のメニューとは異なる、この旅だけのためにグレードアップした特別メニューをお楽しみいただきます。静岡産中心の食材を使った、プレミアムなランチをご用意しますので、どうぞご期待ください。

出発は空気が澄み、富士山がきれいに見える1月。「Maison KEI」の窓から見える富士山とともに、三保松原や宿泊する「日本平ホテル」などからも冠雪した富士をゆっくりと愛でる静岡への旅です。旬を迎えるいちご狩りもお楽しみください。

  • イメージ 富士山や駿河湾を望む「三島スカイウォーク」
  • イメージ 旅の締めくくりは「江間いちご狩りセンター」で