[ こだわりの旅① ]

今までにない歓び体験を〈新しい旅スタイル〉

倉敷、尾道、松本、飛騨高山を満喫する
ゆったり滞在旅

風情あふれる町に4連泊で
周辺の多彩な見どころを
訪ね歩く

企画=森脇潤 文=浅見浩司
  • イメージ イメージ 倉敷美観地区の夜を幻想的に彩る「倉敷春宵あかり」(©岡山県観光連盟)
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旅の安心感を重視した 見どころ満載の滞在型

“暮らすように旅する”滞在型ツアーには、「終日自由行動」が組み込まれていることが多いもの。そんな旅は、勝手気ままに動ける反面、観光場所を自分で探す手間や自力で移動する煩わしさもあります。三越伊勢丹ニッコウトラベルでは、気ままな滞在型でありながら、添乗員が同行するからこそ可能な特別プログラムなど、安心で充実した旅をご用意しました。今回ご紹介するのは、風情ある倉敷、尾道、松本、飛騨高山の町を拠点に、町なかと周辺の多彩なおすすめスポットをめぐる4連泊の旅。各エリアの見どころをくまなく、ゆったりご満喫いただけます。

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大原美術館貸切鑑賞 学芸員と美観地区をめぐる

倉敷の旅で滞在するのは、白壁の蔵屋敷や柳並木などが連なる倉敷美観地区の中心まで徒歩約4分の「倉敷ロイヤルアートホテル」。朝に夕に、そのクラシカルな麗しい町並みを散策できます。

この旅一番の魅力といっていいのが、倉敷発展の礎を築いた大原家ゆかりのスポットを「大原美術館」学芸員の案内でめぐる1日。国の重要文化財で倉敷窓や倉敷格子が美しい「旧大原家住宅」、倉敷紡績所(現在のクラボウ)の第2代社長で会社と町の発展に大きく貢献した大原孫三郎の優美な別邸「有隣荘」などをめぐります。大原美術館を訪れるのは、一般のお客さまがいない閉館後。学芸員の解説を聞きながら、エル・グレコ、ゴーギャン、モネなどの世界の名画をじっくり貸切鑑賞できます。

倉敷美観地区から車で1時間半ほどのところにあるのが、江戸時代に赤の顔料である「ベンガラ」の産地として栄えた吹屋。山あいに突如現れる、瓦、壁、格子などがベンガラ色で統一された町並みは、何とも不思議。そのしっとり上品な赤い世界に、当時の繁栄ぶりがうかがえます。旅の最終日には、瀬戸内海国立公園の景勝地・鷲羽山の展望台へ。瀬戸内海の詩情豊かな多島美をお楽しみください。

  • イメージ イメージ 日本ではじめての私立西洋美術館「大原美術館」
  • イメージ 大原家の別邸「有隣荘」の内部を今回特別公開
  • イメージ ベンガラの赤い家々が並ぶ吹屋の町並み(©岡山県観光連盟)
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尾道を拠点にローカル線、フェリーで瀬戸内へ

尾道も、周辺に見どころが多く、滞在の旅にぴったりです。4連泊するホテルは尾道駅前に位置し、フェリー乗り場も目の前にあるため、さまざまな観光スポットへのアクセスがとても便利。移動時間も楽しめる行程となっています。

坂の町として知られる尾道ですが、ノスタルジックな町並み散歩でご案内するのはほとんどが平坦な場所なので安心です。まずは、地元の語り部の方からお話を伺いながら、レトロな雰囲気の尾道本通り商店街を抜け、「千光寺山ロープウェイ」乗り場へ。山頂の「千光寺公園」からは、尾道水道や瀬戸内海の島々までを一望できます。

尾道駅から三原を経由し、海沿いを走るローカル列車で向かうのが、“安芸の小京都”とも呼ばれる竹原。国の重要伝統的建造物群保存地区に選定された、日本情緒あふれる麗しい町並みを見渡すと、江戸時代にタイムスリップしたかのような思いにとらわれます。また、ホテル前の桟橋からフェリーで訪れるのが、瀬戸内海に浮かぶアートの島、生口島(いくちじま)。平和がテーマの日本画で知られる巨匠・平山郁夫の美術館や耕三寺などへご案内します。

  • イメージ イメージ 瀬戸内海の島々が一望できる「千光寺公園」へはロープウェイで
  • イメージ 尾道滞在の旅の拠点「グリーンヒルホテル尾道」
  • イメージ 尾道の旅では呉の軍港めぐりにもご案内

松本滞在でアルプスへ 飛騨高山で歴史ロマンを

松本の旅の魅力は、4つの展望台から望む雄大な日本アルプスです。圧巻は白馬岩岳の山頂テラス「白馬マウンテンハーバー」。北アルプス山頂の冠雪と麓に広がる新緑のコントラストを良い天候でご覧いただくため、予備日を設けたのも滞在型ならではです。

また、飛騨高山の旅では、古い町並みが続く高山市街に滞在。200年以上の歴史がある宮川朝市や、清流と名水の城下町・郡上八幡での散策にも心癒されることでしょう。