5月の終わり、新緑が美しい爽やかな季節に軽井沢へ出かけませんか。人気の観光列車「ろくもん4号」に乗車して、長野・軽井沢間を移動するのも楽しいものです。ヒノキをふんだんに使い、障子を取り入れた和の雰囲気を感じられる個室のような空間が特徴の3号車に乗車します。浅間山と千曲川の雄大な景色を楽しみながら、千曲市の会席料理店「竹葉亭」の二段重のお弁当を、ゆっくりとお召しあがりください。
お泊まりは、1894年創業以来、軽井沢の歴史とともに歩んできた万平ホテル。お部屋は、ウスイ館のスーペリアツインをご用意。木枠の窓からは森やお庭が見渡せる、クラシックでありながらも伝統と新しさが融合したお部屋です。チェックイン後は、このホテルならではの優雅な雰囲気を味わいながら、館内で午後のひと時をゆっくり過ごしてはいかがでしょうか。また軽井沢のメインストリート、旧軽井沢銀座通りの散策もおすすめです。
夕食は、伝統と格式が感じられる本館メインダイニングで、代々受け継がれてきた伝統レシピによる本格フランス料理をお楽しみください。朝食は、アメリカンブレックファストまたは和定食を好みに合わせてお選びいただけます。翌朝は出発時刻まで、爽やかな空気を感じつつ、ホテルからすぐの「幸福の谷」などの散歩道を歩いてみてはいかがでしょう。
翌日は軽井沢をあとにして、渋沢栄一ゆかりの世界遺産、富岡製糸場へ向かいます。ここは、1872年(明治5年)に建造され、養蚕・製糸にかかわる一連の絹産業を発展させました。国宝に指定されている富岡製糸場の繰糸所などをガイドの説明を聞きながらめぐります。
近年、注目されている隠岐の島々への旅。後醍醐天皇ゆかりの史跡と、風や日本海の荒波に削られたダイナミックな自然景観が魅力です。旅の初日は、飛行機で隠岐空港まで移動し、隠岐ノ島を訪れます。隠岐自然館で隠岐諸島全体の成り立ちや自然の概要にふれ、その後、隠岐に流された後醍醐天皇の御在所の1つ隠岐国分寺へ。夕刻、日本海に沈む夕日を眺めながら、西ノ島へと向かいます。お泊まりは、客室やレストランから海を一望にできるホテル、リゾ隠岐ロザージュ。隠岐ならではの景観を心行くまで楽しめます。
2日目は、西ノ島の古社で海上守護神の由良比女神社、後醍醐天皇が住まわれたとされる黒木御在所跡などの史跡をめぐり、摩天崖展望所へ。展望所一帯は牧草地となっていて、牛や馬がのんびりと草を食むのどかな雰囲気が漂います。視線を海に向けると一転、断崖絶壁が続く国賀海岸の絶景が見渡せます。なかでも、波と風の侵食でできた崖としては日本でも有数の高さ(海面から垂直に257メートル)とされる摩天崖は圧巻。隠岐を代表する迫力満点の景観を存分にご覧ください。大自然を満喫したあとは、船で松江に向かい、玉造温泉に宿泊します。
3日目は、宍道湖と日本海の景色をご覧いただきつつ、大田市にある世界遺産の石見銀山遺跡へ。当時の採掘坑道の1つ、龍源寺間歩(りゅうげんじまぶ)や、往時の面影が残る大森の町並みなど、片道2.3キロほどの平坦な道を、ガイドの解説を聞きながらゆっくりとめぐります。
現地合流・解散のプランもございますので、全国各地からご参加いただけます。