この夏は、心地良い風が吹く涼しい奥志賀高原で過ごしてみませんか。高山植物が花咲く7月にご案内する2泊3日の旅です。
長野県北東部の、標高1,500メートル付近に位置する奥志賀高原。ここに「ホテルグランフェニックス奥志賀」があります。三角の大屋根に白い壁、バルコニーを真っ赤なゼラニウムの花が彩り、まるでスイスの山小屋(シャレー)のよう。限られた客室数で、スタッフのきめ細かな心遣いと洗練されたおもてなしが評判の、避暑にも適した上質なホテルです。お昼に到着してから翌日はゆっくりと出発するスケジュールですので、ホテルでのんびりとお過ごしいただけます。
ホテルに入ると、木目が美しい木と白い壁の、温もりあふれる山小屋風の空間が広がっています。
まずは中国料理のミニコースの昼食をいただき、その後、遊歩道「奥志賀白樺苑路(おくしがしらかばえんろ)」をホテル専任ガイドがご案内します。ブナや白樺の木洩れ日を浴びながら歩き、思い切り深呼吸。可憐な花やトンボ、蝶との出あいも楽しみです。
ホテルに戻ったら夕食までひと休み。部屋は2台のベッドの奥にリビングスペースがあり、バルコニー付きの広々としたつくりで、ゆったり寛げます。4階の大浴場には空中露天風呂、展望大浴場、広いサウナがあり、地下1階には温水プールとジャグジー、フィンランド式サウナもあります。ラウンジで暮れゆく高原の景色を眺めながら、食事前の1杯を楽しむのもおすすめです。
夕食は素材や調味料にまでこだわった本格的なイタリアンのコースです。食後に、国の天然記念物に指定されている石の湯ゲンジボタル観賞へ参加すれば、幻想的な緑色の光の舞を見ることができることでしょう。ラウンジにある暖炉の火を眺めながら、静かな夜のひと時を過ごすのもいいものです。
翌朝は高山植物が咲くゲレンデを散歩したり、ゆったり空中露天風呂を楽しんだり、出発まで思い思いにお過ごしください。
ツアーの見どころをご紹介しましょう。まずは志賀高原の竜王マウンテンリゾート。ロープウェイで空中散歩の後、標高約1,770メートルの「ソラテラス」から北信五岳や北アルプスの眺望を楽しみます。条件が合えば雲海が広がる幻想的な絶景が見られるかもしれません。そして、全長200メートルの動く歩道「スカイレーター」とリフトを乗り継いで行く、標高2,307メートルの横手山山頂も見逃せません。展望台にて北アルプスから富士山までぐるりと360度の大パノラマを満喫いただきます。また、旬を迎えたブルーベリーの摘み取りにご案内。みずみずしい夏の思い出をお持ち帰りいただきます。また初日に宿泊する渋温泉は、昔ながらの情緒あふれる温泉街。源泉かけ流しの温泉に浸かり、浴衣姿で石畳の温泉街のそぞろ歩きもお楽しみください。
この夏、暑い都会の喧騒をしばし離れて、雄大な北信州の自然を満喫する旅はいかがでしょう。