［国内特集① ］

〈三井物産〉×〈朝日航洋〉×〈三越伊勢丹ニッコウトラベル〉
想いを１つに、空を舞う旅

秋色に染まる北海道の最高峰を

ヘリコプターから

企画=関尚美文=井上智之

軽やかに渓谷を飛び航く白鷺のように、自由という翼を。悠として大空を舞う鷲のように、遥かなる眺望を。そんな空への憧れを叶えていただくために、三越伊勢丹ニッコウトラベルでは、ヘリコプターをチャーターした遊覧飛行のひと時をお届けしています。

その旅づくりに協力いただいているのが、次世代のエアモビリティ「空飛ぶクルマ」をはじめ移動手段としての空の可能性に挑む三井物産、そして信頼の総合航空サービスを展開しヘリコプター運航にも多くの実績を重ねる朝日航洋です。

ご案内するのは、両社と私たちの“空への想い”を１つにしたヘリコプター遊覧の第四弾です。それぞれが有する専門スキルを結集した安全・安心とときめき、そしてきめ細かなホスピタリティとともに、 “日本一早い紅葉”に彩られた北海道・大雪山国立公園へと舞い立ちましょう。

忘れえぬ非日常体験を信頼のヘリコプター遊覧で

視点を地上から空に変えるだけで、景色はかくも想像を超えて一変するものでしょうか。幾多のヘリ・フライトを経験した朝日航洋のパイロットは、地上では半円を描いているはずの虹が７色のリング状になって空に広がる幻想美を目のあたりにしたそうです。また、夜空に打ち上げられた花火を機窓から眺めると、華やかな光の球体となって目に飛び込んでくるのだとか。そうした非日常の眺望をパイロットと同じ目線で楽しみながら、目的地へスピーディーに移動できる機動力こそがヘリコプター遊覧の醍醐味です。

これまでに３社で手がけたヘリコプターの遊覧飛行は、「吉野千本桜の旅」、「京都紅葉の旅」、「東京～箱根の旅」と、いずれも多くのお客さまにご好評をいただきました。そこで培った経験を基にこの９月にご案内するのが、いち早く秋色に染まる大雪山国立公園の峰々をヘリコプターから望む旅です。

遊覧ルートは、３社で協議。ヘリ運航は安全を最優先するとともに、気象状況も事前に説明します。乗降時の折り畳み式ステップなど、おもてなしもきめ細かに配慮しています。

生涯に一度はヘリ遊覧をと憧れながら、年齢・体力や安全面で気がかりを感じておられる皆さまも、心おきなく参加いただけることでしょう。

朝日航洋西日本航空支社機長の天方さん（左）と整備士の玉井さん（右）
安心・安全な運行と整備を実施

“北海道の大屋根”を舞いひと足早い錦秋の彩りを

逸る気持ちを抑えながら、札幌郊外の丘珠空港へ。爽やかな風がそよぐなか、北国の空は皆さまのフライトを歓迎するかのように大きく広がっていることでしょう。ふわりと舞い上がるヘリコプターに身を任せながら、旭川空港へ。稜線の美しい十勝岳連峰を遠目に眺め、大雪山国立公園を北上する約９０分のロマン飛行のはじまりです。

絵画のような秋景色を層雲峡の上空から望む

札幌市街を滑るように越え航くと、そこに広がるのは稲穂が黄金色に輝く石狩平野の田園風景と、滔々と流れる北の大河・石狩川。北海道らしい広大なパノラマに心奪われ、秋色も鮮やかな美瑛の花畑を眼下に、やがて迫りくるのは大雪山国立公園の山々です。貴重な原始山岳環境が広がるこの一帯は、日本最大の国立公園。２,２９１メートルの高さを誇る道内最高峰の旭岳や、麓に層雲峡温泉を擁する秀峰・黒岳など、２,０００メートル級の山岳群が連なるその様は、まさに“北海道の大屋根”と謳われるスケールです。

日本一早く秋色に染まる北海道の最高峰・旭岳
頂上まで緑が濃いことから名付けられたといわれる黒岳

宿泊先や観光もときめきの旅らしく

ヘリコプター遊覧の前後には、厳選した宿泊先で寛ぎながら、北海道らしい初秋の情景にふれていただきます。

その１つは、札幌の奥座敷に佇む温泉郷・定山渓で、日常の疲れを癒すひと時です。宿泊先は、日本の伝統と西洋のモダニズムを融合したスモールラグジュアリーホテル「シャレーアイビー定山渓」です。大きな窓を設えたスイートルームタイプの客室からは、早くも秋の気配漂う自然美が。源泉かけ流しのプライベート展望風呂にゆったり浸かりながら、北国の旅情を満喫してはいかがでしょう。

十勝岳連峰の雄大な山並みを一望する「富良野リゾートオリガ」を滞在先に、丘の町・美瑛の景色を愛でる体験もかけがえのない思い出になるでしょう。「四季彩の丘」では、サルビアやダリアなどに彩られた秋の花畑を。ライトブルーの水面と立ち枯れたカラマツの林が神秘的な「白金青い池」も必見です。

大雪山を舞台にヘリコプター遊覧…… 気の早い北海道の秋が、皆さまのご搭乗をお待ちしています。