[ 名古屋発着の旅 ]

名古屋から皆さまにお届けする

東西港町に泊まる2つの旅

歴史、美味、おもてなしの下関
迎賓館ホテルに宿泊する横浜

企画=坂口直樹/伊藤宏美 文=大友園子
  • イメージ イメージ 平家が滅亡した壇ノ浦の戦いが繰り広げられた関門海峡
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山口の歴史をめぐり 冬の味覚「ふぐ」も満喫

日本有数の港町・下関を有する本州最西端の山口。古くは平家滅亡の壇ノ浦の戦い、巌流島での宮本武蔵と佐々木小次郎の決闘、そして江戸末期には明治維新の志士を輩出するなど、数々の歴史の舞台となってきました。城下町の風情が漂う萩には、高杉晋作らの生家が残されており、気軽な散策でタイムスリップも楽しめます。

そして忘れてならないのが食。山口といえば、やはり「ふぐ」です。取扱量日本一の下関では、縁起をかついで「福(ふく)」とも呼ばれる高級食材。伊藤博文によって全国に先駆けて解禁されると、下関にある日本で唯一のふぐ専門卸売市場に、全国からふぐが集まるようになります。以来、毒のある部位を除く「身欠き(磨き)」「皮むき」の技術が高い職人や目利きの業者が多く集まる下関は、ふぐがおいしく安全に食せる町として知られるようになりました。今回は高杉晋作や乃木希典らも通った老舗料亭「古串屋」において、本場のふぐ懐石のご昼食をご用意しています。

お宿は下関温泉「風の海」に連泊します。客室はもちろん、客室にある展望風呂からも関門海峡を見渡せる人気の宿。海の風景と滞在を存分にお楽しみください。

  • イメージ イメージ 下関温泉「風の海」は客室から関門海峡の風景を見渡すことができる宿
  • イメージ 萩市に残る長州藩「奇兵隊」を結成した高杉晋作の誕生地
  • イメージ 下関では老舗料亭「古串屋」にてふぐ懐石の昼食を
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ホテルニューグランド滞在メインダイニングのディナー

12月、クリスマスシーズンを迎え、華やいだ雰囲気に包まれる港町・横浜。「みなとみらい地区」など、新しい見どころが次々と生まれ日々進化しつつ、歴史的建築物もしっかり残され、開港以来の情緒を今も伝えています。

山下公園をはさんで港を見渡すように佇むのが、異国情緒漂う横浜の歴史を語る「ホテルニューグランド」。1927(昭和2)年の開業以来、マッカーサー元帥やチャーリー・チャップリン、ベーブ・ルースら多くの著名人をもてなしてきた迎賓館ホテルです。

  • イメージ イメージ ヨーロッパの雰囲気が漂うホテルニューグランド本館

ヨーロッパスタイルの本館を設計したのは、銀座・和光や東京国立博物館を手がけた渡辺仁。ホテルのシンボル、本館の重厚な大階段は、ホテルの華やかな歴史を語っています。一方で、本格フランス料理と独自のサービスを持ち込んだ初代総料理長のサリー・ワイルはソフト面での立役者。本場のフランス料理を紹介したのはもちろん、当時のホテルレストランとしては珍しく自由な雰囲気も取り入れ、コース以外にアラカルトや食しやすい「シーフードドリア」を考案するなど、お客さま本位のサービスを実践しました。その精神はスタッフに引き継がれ、今では誰もが知る「スパゲッティ ナポリタン」など、ここで誕生し、愛され続けるメニューがあります。

  • イメージ イメージ 横浜の歴史を語るホテルニューグランドの重厚な大階段

今回は趣ある本館に滞在し、港を一望するメインダイニング「ル・ノルマンディ」でディナーをお楽しみただきます。日々進化しつつも日本のホテルのルーツとも評される味を、その雰囲気とサービスとともにご堪能ください。

2日目の昼食は、山手に佇む一軒家レストラン「エリア耀」でヌーベルシノワを。「ヌーベルシノワ」とは、フランス語で「新しい」を表す「ヌーベル」と「中国の」 を表す「シノワ」を合わせた造語です。各料理を西洋風に美しく盛り付け、コース料理のように提供するのが特徴。目でも楽しめる優雅なひと時をお過ごしいただけます。2022年を締めくくる旅として、ぜひご参加お待ちしております。

  • イメージ イメージ 港を見渡すレストランで優雅なディナータイムを
  • イメージ イメージ 山手の一軒家レストラン「エリア耀」で優雅なランチを

現地合流・解散のプランもございますので、
全国各地からご参加いただけます。