[ 名古屋発着の旅 ]

名古屋から皆さまにお届けする

この季節ならではの
大自然を味わう2つの旅

宮城蔵王・純白の樹氷の森と
「東洋のガラパゴス」小笠原

企画=坂口直樹/伊藤宏美 文=大友園子
  • イメージ イメージ 快適な「ワイルドモンスター」に乗って、樹氷が立ち並ぶ雪原へ
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暖房付き雪上車で白銀の世界のただなかへ

日本の冬を代表する風物詩の1つ「樹氷」。木々に咲く氷の花のように繊細なものから、まるで雪の怪獣のようなものまで、さまざまな姿を見せてくれます。樹氷は単に木々に雪が大量に積もったものではなく、特別な気象と地形の条件が揃わなければ生まれません。アオモリトドマツなどの針葉樹に、冷たい季節風に運ばれた水分が薄い氷となって張り付き、そこへ雪が積もります。これを繰り返しながらどんどん大きくなり、やがて「スノーモンスター」と呼ばれるほどに成長するのです。

毎年見事な樹氷が見られる所として知られるのが蔵王連峰。最盛期を迎える2月、人の手が加えられていない宮城蔵王に広がる、壮大な白銀の世界を訪れます。

訪れた人たちを樹氷が織り成す別世界へと運んでくれるのが、暖房付き雪上車「ワイルドモンスター」。ご用意しているデラックスクラスの座席は完全予約制。飲み物などが用意された快適な車内で、ガイドによる樹氷や蔵王連峰の解説、移り行く車窓の風景を楽しみつつ約45分。標高1,600メートル付近の樹氷群に到着です。見渡す限り見事な樹氷が広がっています。早速、人の背丈の何倍もの高さの樹氷のすぐそばへ行ってみましょう。近づくほどに、その大きさに圧倒されます。「スノーモンスター」と呼ばれるのも納得です。

  • イメージ イメージ 蔵王の自然にとけ込むように佇む遠刈田温泉の宿「竹泉荘」

白銀の世界を満喫したあとは、蔵王山麓に抱かれた遠刈田温泉の名宿「竹泉荘」へ。今回はスイートやデラックスなど、3タイプのお部屋をご用意しています。静寂の雪景色を楽しみながら、ゆっくりお過ごしください。

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船でしか行けない小笠原 父島、母島の大自然を存分に

東京から南に約1,000キロ離れた所に、父島を中心に、南北約400キロにわたって広がる小笠原諸島。大陸と陸続きになったことがない海洋島で、独自の生態系があり、2011年に世界遺産に登録されました。現在、小笠原へは船でしか行くことができません。東京竹芝桟橋から父島まで約24時間。行きやすい場所ではありませんが、ホエールウォッチングができる美しい海や、ここだけにしかない貴重な自然を楽しむために多くの人が訪れます。

ゆったりとした島時間が流れる父島に到着したら、まず雄大な景観を眺めに出かけましょう。ネイチャーガイドとともに、点在する絶景スポットをめぐります。まずは、港近くの船見山に設けられたウェザーステーション展望台へ。かつて気象観測所があったのがその名の由来です。2月はザトウクジラが発見しやすくなる季節。クジラの潮吹きが目視できることもあります。ほかにも長崎展望台や境浦などをめぐり眺望を楽しみます。

  • イメージ イメージ 「ボニンブルー」と呼ばれる紺碧の海へボートで繰り出すのも楽しみ

翌日はパノラマボートに乗って特有の深い青色をした「ボニンブルー」の海へ。クジラやイルカなどに出あえるチャンスも。午後は世界遺産の森をめぐります。小笠原の生物はすべて偶然島に辿り着き、環境に適応して生き残った子孫といわれています。固有の生物が見られることから“東洋のガラパゴス”と呼ばれています。ガイドとともに独自の進化を遂げた動植物などの見学も興味深いもの。

滞在3日目には、さらに約50キロ離れた母島へ。船からクジラが見られるチャンスも。島では、ガイドとともに父島とはまた違った植生の森やガジュマルの木で覆われた小学校跡などを見学します。

  • イメージ イメージ 東京と父島を結ぶ「おがさわら丸」。冬はザトウクジラが見られる可能性も
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こちらもおすすめ
冬の京都で食す間人蟹(たいざかに)
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京都の名料亭『室町和久傳』において、冬の味覚・間人蟹を含むコース料理をお楽しみいただきます。間人蟹は丹後半島の間人漁港で水揚げされるズワイガニのことを指します。漁獲量が少ないことから“幻の蟹”ともいわれ、その味は格別で、年に一度の楽しみと毎年リピーターも多い人気の日帰りツアーです。京都駅集合、解散で全国各地からもご参加いただけます。また、この時期のみ特別公開される「上徳寺」も拝観します。いつもより静かで、しっとりとした風情を感じられる冬の京都へお出かけしませんか。

現地合流・解散のプランもございますので、
全国各地からご参加いただけます。

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