2月、特別な奈良の旅に出かけませんか。この時期に開催される「しあわせ回廊 なら瑠璃絵」を楽しみます。このイベントは春日大社、東大寺、興福寺という、奈良を代表する三社寺を幻想的な光の道でつなぐというもの。古都を彩る新しい冬の風物詩として、2023年で14回目を迎えます。
各社寺をつないだ回廊を彩るのは、紫がかった深い青色をした宝石「瑠璃」をイメージした幻想的なイルミネーション。その様子を1枚の絵に見立て、「瑠璃絵」と名付けられました。瑠璃(ラピスラズリ)は、シルクロードを通って日本にもたらされました。仏教では「四宝」や「七宝」の1つに数えられ、瑠璃色は古くから大切な色とされています。
東大寺南大門付近から春日大社にかけての散策路を、幻想的な景観を堪能しながら1時間程度散策します。ところどころに大小さまざまな光のオブジェも見られ、非日常の世界に迷い込んだよう。特別な夜の奈良を体験できます。
散策後は、奈良公園の一角にある、推定樹齢約200年のモチノキが印象的なレストラン「ラ・テラス」で、フランス料理のディナーを楽しみます。イベント会場からも近く、関西の名店で腕を磨いたシェフによる旬の食材を活かしたお料理をお召しあがりください。
日中は2日間にわたって、安倍文殊院、岡寺、長谷寺、室生寺の奈良大和四寺を特別拝観します。いずれも1,200年以上の歴史のある古刹で、本尊および中尊は、すべて国宝・重要文化財です。
安倍文殊院の本尊は快慶の手による文殊菩薩。「3人寄れば文殊の知恵」の格言で知られる、知恵を授ける仏です。全国に点在する長谷寺はここ奈良が総本山。四季を通じて花に彩られる花の寺でもあり、冬は寒牡丹が訪れる人の目を楽しませます。また岡寺の本尊・如意輪観音座像は奈良時代につくられた日本最大の塑像であり、室生寺は、本尊の釈迦如来立像をはじめ、金堂や五重の塔なども国宝です。
年間を通じて温暖な伊豆。2月になれば梅と桜を同時にご覧いただけます。ひと足早く、お花見に出かけてみてはいかがでしょう。
熱海梅園には、60品種、469本の梅の木が植えられており、毎年1月初旬から3月初旬に「梅まつり」が開催されています。見頃を迎えるこの時期、おすすめスポットは、園内を流れる初川に架けられた5つの橋。その景観は、梅の花と調和してひと際趣があります。近くのMOA美術館で、国宝となっている尾形光琳の『紅白梅図屏風』などの鑑賞も合わせてお楽しみください。
そしてちょうど同じ頃に見頃を迎えるのが河津桜。一重咲きで大輪の、濃いピンク色の花が特徴です。河津川沿いに並ぶ約850本もの桜が咲く様は壮観。全体では約8,000本もの桜が咲きます。青空の下、ピンクの桜と菜の花の黄色と緑が織り成す、春爛漫の景観を堪能しましょう。
お泊まりは、川奈ホテルと下田セントラルホテルの2つの名門ホテルです。プロのトーナメントも開催されるゴルフコースで知られる川奈ホテルは、開業当時から政財界の要人にも愛されてきました。今回は、穏やかな海と伊豆大島を望むオーシャンビューのお部屋をご用意しています。
花盛りの伊豆で、ひと足早い春を満喫していただける旅へ、どうぞお越しください。
“幻”の豪華列車として九州各地を走る「或る列車」。豪華な内装や行き届いたサービスはもちろん、厳選食材を用いたお食事も好評です。また梅香る太宰府天満宮や、あまおういちご狩りなど、この時期ならではの観光もお楽しみいただけます。当社お客さまのみの貸切運行。この機会に話題の列車の旅をご体験ください。