[ 関西発着の旅 ]

越後の夏を彩る風物詩を楽しむ

日本三大花火
「長岡まつり大花火大会」の旅

企画=頂あかり 文=武智義寛
  • イメージ イメージ 長岡まつり大花火大会。「復興祈願花火フェニックス」の大きさや迫力は圧巻
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信濃川を舞台に繰り広げられる日本の伝統行事

日本の夏に欠かせない花火。全国各地で花火大会が開催されますが、新潟県の「長岡まつり大花火大会」は、秋田県の「大曲の花火」、茨城県の「土浦全国花火競技大会」と並び、日本三大花火大会の1つとして広く知られています。また、「海の柏崎、川の長岡、山の片貝」といわれる越後三大花火の1つでもあり、夏の風物詩となっています。昨年は3年ぶりに開催され、当社のツアーでも多くのお客さまにご参加いただきました。今年も8月2日、3日の2日間で約2万発の花火が打ち上げられる予定です。

日本三大花火大会のなかでも歴史は古く、その起源は1879年。先の大戦で中断した年を経ながら、1946年に現在の長岡まつり大花火大会の前身である「長岡復興祭」を開催。平和を祈る花火大会として現在まで受け継がれています。

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一度は見ていただきたい大迫力の花火

実際に昨年催行し、ご好評だったツアーでの様子を交えながらご紹介しましょう。長岡まつり大花火大会当日は、少し早めにご夕食をお召しあがりいただきます。食事中はこれから観賞する花火の話題で持ち切りで、お客さまの期待が高まっている様子がうかがえました。食事を終えたらバスに乗り会場となる信濃川へ。バスを降りたあと10分ほど歩き、河川敷にある桟敷席にご案内します。しばしの間、花火大会パンフレットを見ながら開始を待ちます。そして司会者のごあいさつのあと、いよいよ幕開けです。

一斉に打ちあがる花火は大迫力で圧巻の光景が続きます。花火職人たちが代々伝わる技術を駆使してつくり上げた花火の玉は、夜空で光の花となり、その瞬間の色や形、音、そのすべてが見るものを魅了します。途切れなく続く花火の種類も豊富です。直径650メートルほどの大輪となる正三尺玉。その名のとおり大きな滝のようなナイアガラ。打ち上げ幅約2キロにおよぶ復興祈願花火フェニックスなど、夜空に開花する芸術的な光の大輪に心が震えます。

信濃川の土手に1段高くつくられた桟敷席は、目の前一面に花火が見られる特等席ということもあり、お客さまも圧倒されていました。花火が広がるごとに轟音が響きわたり、全身にその波動を感じるほどです。約2時間の大スペクタクルは100連発の花火で幕を閉じました。観賞されたお客さまも興奮した様子で、余韻冷めやらぬ会場をあとにしました。

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長岡まつり大花火大会とともに佐渡を訪れる

関西発着のコースでは、長岡まつり大花火大会の翌日に佐渡を訪れます。ユネスコ世界遺産の推薦も決まり、注目を集める金山の跡地や名物のたらい舟の乗船体験、天然記念物のトキの保護施設などをめぐります。佐渡は同じ新潟といえど、海を隔てた離島。夏の長岡まつり大花火大会とともに佐渡の魅力にもふれてみてはいかがでしょうか。

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関西地区以外にお住まいのお客さまもご参加いただけますので、
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