[ 国内特集② ]

旅路を、とっておきの思い出物語に

「スペーシア X」で、
日光の旅へ

企画=山口真司 文=井上智之
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ときめきの先頭車両「コックピットラウンジ」で
それぞれの想いを乗せて、非日常の旅へ

その名の響きが旅情を誘わずにいられない、日光。日光東照宮に代表される世界遺産の社寺、江戸時代からの名湯・鬼怒川温泉、日本百景の中禅寺湖や迫力に息を呑む名瀑と、この地は宝石を散りばめたかのような魅力にあふれています。

ご案内するのは、いよいよ7月15日にデビューする東武鉄道の新型特急「スペーシア X」で行く日光の旅。しかも前方眺望を楽しめる先頭車両「コックピットラウンジ」でとなれば、旅路はかけがえのない思い出として紡がれることでしょう。

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新世代特急にふさわしい革新と伝統文化を受け継いだ佇まい

日光・鬼怒川エリアと東京をつなぐ架け橋として、長年大きな役割を果たしてきた東武鉄道の特急列車。「スペーシア」の登場から30余年の時を経て進化した「スペーシア X」には、時代の先ゆく革新性とともに、江戸時代から人々に慈しまれてきた日光にちなむ伝統文化が随所に息づいています。

その1つが、日光東照宮・陽明門の胡粉(ごふん)をイメージしたボディカラーです。東武浅草駅のホームに佇む「スペーシア X」に出あった瞬間、高貴なまでのホワイトカラーに息を呑むことでしょう。1号車・6号車には、“X”で型取られた六角の窓枠。これも、木工の町・鹿沼の伝統工芸である組子に触発された意匠にほかなりません。

  • イメージ イメージ 鹿沼組子をイメージした六角形の窓枠、陽明門の胡粉を彷彿させる白色のボディなど伝統文化が息づく

新しさと伝統の融合を基調にしながら、車両ごとに趣を変えたインテリアにも心躍ります。今回、皆さまに乗車いただくのは、1号車の「コックピットラウンジ」。往路では先頭車両となりますので大きな窓から前方眺望を楽しみ、六角形の窓から流れゆく初秋の景色をご堪能いただけます。ソファのお座席は、1人・2人・4人がけと多彩。お仲間で参加する皆さまは、4人がけのお席を利用してカフェで寛ぐように今までの旅の思い出などを語り合ってはいかがでしょう。

  • イメージ イメージ 大きな窓からの前方眺望にときめく「コックピットラウンジ」

車両の奥には、「カフェカウンター」も。日光自慢のビール、コーヒーをお楽しみいただけるほか、日光の人々とコラボレーションしたアペタイザー、スイーツ、和菓子や車内限定品を取り揃えています。

  • イメージ イメージ 日光の人々とのコラボレーション品も揃う「カフェカウンター」
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憧れの“金谷”の世界にふれるなど 日光の魅力を満喫する3コース

ご案内する旅では、「スペーシア X」に乗車する3つのコースをご用意しました。「殊の旅」では、装飾品に彩られた「日光金谷ホテル」のメインダイニングで伝統の洋食ランチをいただくとともに、Aコースは「鬼怒川金谷ホテル」、Bコースは「ザ・リッツ・カールトン日光」に宿泊。「和の旅」では「中禅寺金谷ホテル」に宿泊し、上質な雰囲気とおもてなしをご満喫ください。

いずれのコースも、男体山の噴火によってできた溶岩の上を約210メートルにわたり流れ落ちる竜頭ノ滝の観賞や、1,269メートルと日本一の標高に位置する湖・中禅寺湖をゆったりとクルージングするひと時をお楽しみいただきます。

「スペーシア X」で、日光へ。2時間ほどの旅路が、時を超えた思い出として刻まれていくことでしょう。

  • イメージ 渓谷の自然美と名湯に癒される「鬼怒川金谷ホテル」
  • イメージ 中禅寺湖を望む景色に心洗われる「ザ・リッツ・カールトン日光」
  • イメージ ミズナラの木立がリゾート感を漂わせる「中禅寺金谷ホテル」
  • イメージ 華厳滝、湯滝と並ぶ奥日光の名瀑、竜頭ノ滝