［ セレナーデ時間 ］

この季節ならではの
ヨーロッパの魅力と出あう

心も華やぐ春のセレナーデ時間

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河畔の景色がみずみずしい緑に移り変わり、心地良い風が頬をなでる。リバークルーズに絶好の季節がやってきます。今回は春のセレナーデ号の４つの基本コースをご紹介。世界トップレベルのオーケストラやコンサートホールでの春ならではの演奏会。色とりどりの可憐な姿に魅了される花めぐりなど、各コースで、この時期だからこそ満喫できる体験をご用意しています。どの船旅にしようかな？ とワクワクしながら考える瞬間から、心躍るクルーズのはじまりです。

• オランダの運河を穏やかに航行するセレナーデ号

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２０２４年のオープニングを飾る特別企画

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世界が絶賛するベルリン・フィルハーモニー管弦楽団

３月出発のコースは、ドイツ・マンハイムでセレナーデ号に乗船しオランダへ。悠々とした河の流れに乗り、数々の見どころをお楽しみいただきます。ライン古城渓谷クルーズでは次々と現れる城を眺めながら、栄えていた時代に想いを馳せて。オランダではゴッホの森にあるクレラー・ミュラー美術館や、マウリッツハイス美術館などへもご案内。旅の終わりにはキューケンホフ公園で春の彩りをご堪能ください。

そして、このコースだけの特別なお楽しみは心躍る２つのコンサートです。まず、ドイツのバーデン・バーデン祝祭劇場で開催されるイースター音楽祭で、世界トップレベルのオーケストラと称されるベルリン・フィルハーモニー管弦楽団のコンサートを鑑賞。音楽専門誌で年間最優秀指揮者に何度も選出されたキリル・ペトレンコが指揮をとり、音楽に魅了されるひと時へ誘います。

• 音楽大国ドイツを代表するベルリン・フィルハーモニー管弦楽団

• イースター音楽祭が開催されるバーデン・バーデン祝祭劇場

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有名なコンセルトヘボウの大ホールでバッハの楽曲を

続いてオランダでは、世界三大コンサートホールの１つとして音楽愛好家からの人気も高いコンセルトヘボウの大ホールで、オランダ バッハ協会合唱団・管弦楽団の演奏をお楽しみください。イースター（復活祭）の訪れを告げるバッハの「マタイ受難曲」など、迫力の歌声と演奏はこの大ホールで聴いてこそ、一層深い感動を味わえるでしょう。

• 風格を感じるコンセルトヘボウの大ホール

• 壮麗な大ホールは音響効果も優れている

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キューケンホフ公園とフロラリアの美しい彩り

４月に出発し、オランダとベルギーを訪れる春限定の船旅は、これまでもご好評いただいているコースです。この季節を待ちわびていたかのように咲く花々は、まさに自然の芸術作品。こちらのコースでは、見頃を迎えた彩り豊かな花公園や庭園へご案内します。オランダのキューケンホフ公園は世界最大級を誇る広大な敷地に約８００種のチューリップが植えられています。色合いや形もさまざまで、見飽きることはありません。

ベルギーでは花の祭典、フロラリアへご案内。ブリュッセル郊外にあるグロート・ベイハールデン城の庭園がこの時期だけ公開され、チューリップやヒヤシンスなど多くの花々が出迎えてくれます。ロマンティックなひと時をお楽しみください。

• 鮮やかな彩りに覆われるオランダ・キューケンホフ公園

• お城の庭園に期間限定で入場できるベルギーのフロラリア

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心癒される風景や芸術作品との出あい

さらに、両国の魅力をたっぷりと味わえる見どころも。キンデルダイクは湿原に１９基の風車が並び、オランダの原風景が広がります。マウリッツハイス美術館での特別見学やアムステルダム国立美術館では、芸術鑑賞をたっぷりと。

ベルギーの古都、ブルージュでは小舟に乗って、のんびりと運河めぐりへ。アントワープでは、ルーベンスの傑作『キリストの降架』を収める大聖堂へご案内します。

• フェルメール作品を収蔵するマウリッツハイス美術館では通常より1時間早く入場する特別見学へ

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４月出発のコースは地元の花祭りへご案内

オランダ・アーネムとスイス・バーゼル間を航行するこちらのコースは父なる大河と母なる河、２つの表情の異なる河をご堪能いただけます。ライン河では、世界遺産の古城渓谷をはじめ、ケルン大聖堂、フランスとドイツ両国の影響が残るストラスブールなど、ライン河流域の歴史を体感できる見どころへ。一方、河幅の狭いモーゼル河では船からの景色が一変。間近に広がる河畔の風景は、その土地の暮らしぶりさえ感じられるよう。コッヘムやベルンカステル・クースといった、かわいらしい家々が並ぶ小さな街も訪れます。

今回は、４月出発と５月出発のそれぞれのコースで、春を満喫いただける寄港地観光をご用意しました。まず４月出発コースでは、アイセル湖畔の干拓地、北東ポルダーにある約２,０００ヘクタールの広大なチューリップ畑の見学へご案内。畑一面を覆い尽くすように咲く花の姿は、いきいきと色鮮やか。庭園で見るものとは、ひと味違う魅力です。

• モーゼル河流域のコッヘムはワインの産地としても知られる
• ライン河クルーズで訪れるストラスブールのかわいい家並み

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“バラの街”を訪れる５月出発のコースも

５月のコースでは、ライン河流域にあるエルトフィレへご案内します。古くは１９世紀にバラの育種学校がこの地に創設されたことをきっかけに、街中の各所にバラが植えられ、現在もあちらこちらで美しい景色と出あえます。

セレナーデ号の船旅で訪れる時期はちょうど見頃。なかでもマインツ選帝侯城塞跡のバラ園が有名です。花壇だけでなく、城壁に沿って伸びる“バラの壁”は必見。実は、日本とのつながりもあり、庭園の一画には１９９３年に広島のバラ園の方が寄贈された花が植えられています。３０年の時を経た現在も大切に育てられていることに心も和みます。城内の庭園は１階と２階があり、どちらも色とりどりの花でいっぱい。優雅な香りに包まれながら、春のバラ散歩をお楽しみください。

• 約３５０種のバラが咲くといわれるエルトフィレの街

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歴史を体感できる街や知る人ぞ知る植物園へ

スイス・バーゼルとドイツ・ニュルンベルクを結ぶ、ライン河と支流のマイン河、マイン・ドナウ運河をめぐり、個性あふれる街々を訪れます。フランス・アルザス地方のコルマールは、素朴な木組みの家や石畳の道が続き、歩いているだけで中世に迷い込んだよう。また、ドイツの歴史を体感できる街へもご案内。金融都市として発展したフランクフルトには、ゴシック様式の市庁舎など歴史的な建造物も。ニュルンベルクには神聖ローマ皇帝の居城、カイザーブルクが高台に建ち、今も威厳を放ちます。城壁に囲まれたローテンブルクは、古くからの街並みが魅力的。“マイン河の真珠”と称されるミルテンベルクもまた、中世の雰囲気そのものを味わえる美しい街です。

• マイン河畔にはドイツの歴史を物語る古都が点在
• ローテンブルクの見どころの１つ、プレーンライン

そして、こちらの船旅でも出発日により、季節の花を堪能できる見どころへご案内します。５月２日出発のコースでは、ドイツのヴァインハイムという小さな街にある「ヘルマンスホーフ植物園」へ。ここは地元の人々にしか知られていないような穴場で、通常のツアーではほとんど訪れる機会もないでしょう。そんな場所で、ぜひご覧いただきたいのが、藤の花の回廊です。４月末から５月初旬にかけて、庭園の藤があふれるように咲き連なり、幻想的な薄紫色の回廊に。藤といえば、日本原産のものもあり、雅な色合いから和のイメージが強いかもしれませんが、その美しさはヨーロッパでも愛されているそうです。日本で見るものとはちょっと異なる彩りに、新鮮な魅力を感じられるかもしれません。この植物園にはほかにも春の花々が咲いているので、ご自分のお気に入りを探してみてはいかがでしょう。

• ヘルマンスホーフ植物園では見事な藤の花がお出迎え

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牡丹やシャクヤクが咲く教会の庭園を訪れる

また、５月１０日出発のコースでは、ドイツ・ロルシュを訪れます。世界遺産のロルシュ修道院で８世紀末から９世紀初頭頃に建造されたとされる「王の門」などを見学。ここまでは一般的な観光ルートですが、今回、この時期ならではの見どころとしてご案内するのが、修道院から徒歩２分ほどの場所にある、ロルシュ福音教会の庭園です。こちらでは５月から６月にかけて、約２００種類もの牡丹やシャクヤクが見事な花を咲かせます。江戸時代に日本で牡丹の栽培が流行した頃、来日していたドイツ人の蘭医、ケンペルがヨーロッパに牡丹を紹介したといわれています。現在もドイツでは牡丹やシャクヤクが人々に好まれ、庭で育てられることも多いとか。花の存在が毎日を彩り豊かなものにしてくれるのは万国共通のようです。

世界的に著名なオーケストラやホールでのコンサート鑑賞、そして、色鮮やかな花々との出あい。春のセレナーデ号の船旅は、季節を満喫するお楽しみが満載。心華やぐ時間が待っています。

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