[ 国内特集① ]

華麗なる大自然と芸術の調和
ニコライ・バーグマンの世界へ

企画=小森一輝 文=井上智之
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それは、華麗なる大自然と芸術の調和。おしゃれな小箱に色とりどりのプリザーブドフラワーや生花をあしらった「フラワーボックスアレンジメント(以後、フラワーボックス)」が、特別な日のギフトとして人気が定着しています。その創案者が、フラワーアーティストのニコライ・バーグマンさんです。ご案内するのは、大自然が宿る箱根の地に、彼がチームとともに一からつくりあげた「ニコライ バーグマン 箱根 ガーデンズ」を訪ねる特別企画です。

  • イメージ イメージ ニコライ・バーグマンさん
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独自の感性が花開いた 「フラワーボックス」

デンマーク出身のニコライさんが、日本で活動を開始したのは20年以上前のこと。以来、和と洋を融合した独自のフラワーアートを追求していきます。そんな彼が「フラワーボックス」を思いついたのは、あるブランドのプレスイベントで使用するフラワーギフトの依頼がきっかけでした。その数600個というギフトを会場で保管し、来賓客にすぐに渡すためにはと思案した末に、ニコライさんは花々を直接、小箱のなかにアレンジするというデザインに辿り着きます。

残念ながらこのアイディアは不採用になったものの、彼は絶対的な確信とともに、フラワーショップの店頭にこのボックスを並べ続けました。そのユニークさがやがて注目を浴び、メディアにもたびたび登場。ファッショナブルなギフトとして、「フラワーボックス」の人気はついに花開いたのです。

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自然とアートが触発し合う 園内をニコライさんとともに

一躍、フラワーアーティストとして功を成したものの、ほとばしる彼の創造力はわずか数十センチ四方の「フラワーボックス」に収まるはずもありません。四季折々に変化する自然美を取り入れながら、自分の思い描くフラワーアートの世界をつくりあげ永続的に残すことができたら…… そんな長年の夢をカタチにしたのが、今回、ご案内する「ニコライ バーグマン箱根 ガーデンズ」です。

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原生林で覆われていた未開の地を整地し、歩道や階段、パビリオン、カフェまでを自分たちでつくりあげた約2万坪におよぶガーデンには、ニコライさんが日本で触発されたインスピレーションを具現化したフラワーアートインスタレーション、フラワープランターや鉢物が散りばめられています。当日は、ニコライさん本人が園内をご案内。通常では叶わない、特別なひと時をご用意しました。黄金色のチップが敷き詰められた小径を歩みながら、ニコライ・ワールドを満喫してはいかがでしょう。

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デンマークのコース料理を カフェで楽しむひと時も

ニコライさんが創案した園内のカフェ「NOMU hakone」での寛ぎも、心躍ります。光が降り注ぐ屋根、春のそよ風に包まれる大きな扉と開放感で一杯。デンマークの家具ブランド「フリッツ・ハンセン」や照明ブランド「ルイス・ポールセン」など、こだわりのインテリアを設えたこのカフェで、デンマークのコース料理をご堪能いただきます。

  • イメージ イメージ NOMU hakone
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ご案内する旅は、箱根・強羅の温泉旅館「佳ら久」に宿泊する1泊2日の旅と、日帰り旅の2コース。都心からほど近い箱根で、フラワーアートの別世界と、陽春の到来を胸いっぱいに感じるには絶好の機会ではないでしょうか。

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