[ 関西発着の旅 ]

緑あふれる季節に訪ねる信州2つの旅

上質な滞在を
ゆったりと楽しむ
涼やかな八ヶ岳と上高地

企画=沼本雅彦 文=清野協子
  • イメージ イメージ 高原のなかに調和するように立つ八ヶ岳高原ロッジ
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八ヶ岳高原音楽堂で プライベートコンサート

年々暑くなる季節を抜け出して、信州の涼しい高原にゆっくり滞在する2つの旅をご紹介します。

毎年ご好評いただいている「八ヶ岳高原ロッジ宿泊の旅」。今回は樹齢約110年のカラマツからつくられたチェンバロのプライベートコンサートを鑑賞します。

八ヶ岳東山麓の標高約1,500メートルにある広大な高原リゾート。その一角に佇む八ヶ岳高原音楽堂は、内部にカラマツの無垢板が張りめぐらされており、木の温もりを活かした柔らかな響きが魅力。客席は250席で、演奏者の表情もよく見える、アットホームなコンサートをお楽しみいただけます。15世紀頃のイタリアで誕生した、ピアノの原型といわれるチェンバロで奏でられる、バッハや華麗なフランス宮廷音楽の繊細な調べを聴きながら、午後のひと時をお楽しみください。

  • イメージ カラマツでつくられた音楽堂で開催する カラマツチェンバロ・プライベートコンサート
  • イメージ お好みの陶器を選んで のびのびとお楽しみいただきたい絵付け体験
  • イメージ イメージ 地元の素材を使ったこだわりのお料理

ご宿泊は同じ敷地内の八ヶ岳高原ロッジに二連泊します。ホテルの滞在を満喫していただけるように到着は早めで、3日目もゆっくりと出発します。

6~7月の朝夕は、涼しく散策にも心地良い季節です。周辺は起伏が緩やかで歩きやすいお散歩コースとなっていますので、原生林が生い茂る木立のなかを歩いてみるのもおすすめです。幸せの青い鳥「ルリビタキ」が見られるかもしれません。

さらに、コンサートの前には陶芸工房で、ご自身が選んだ陶器に絵付けをご体験いただきます。

八ヶ岳高原は周囲に街灯りがなく空気が澄み切っていることから、日本有数の“星の聖地”といわれています。夕食後はぜひ星空観望会へご参加ください。専門ガイドの興味深い解説を聞きながら、夜空にまたたく満天の星をご覧いただけます。

ひと足早い夏休みを涼やかな八ヶ岳で、ちょっと暮らす気分で過ごしてみませんか。

  • イメージ イメージ 地元の素材を使ったこだわりのお料理
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新緑の時期に泊まる 上高地帝国ホテル

新緑が芽吹く清々しい5月に、一度は泊まってみたい憧れの「上高地帝国ホテル」に宿泊する旅はいかがでしょう。愛らしいニリンソウの花が咲くシーズンです。

現地到着後は豊かな自然が広がるエリアを、「しっかり観光」と「ゆったり観光」のグループに分けて散策しますので、ご体調に合わせてお選びください。「しっかり観光」は、大正池でバスを降りて、専門ガイドによる木々や草花、鳥などの解説を聞きながら、梓川沿いの整備された遊歩道を河童橋まで2時間ほど散策します。「ゆったり観光」は河童橋近くまでバスで移動します。透き通った梓川に架かる河童橋の向こうに、雪を頂いた穂高連峰を望む絶景をご覧いただきながら、自由に昼食をお楽しみください。

  • イメージ イメージ 梓川河畔から望む河童橋と穂高連峰(中央は奥穂高岳)

そしていよいよ上高地帝国ホテルへ。15時前後にチェックインし、翌日は10時半頃出発。ホテルにゆっくりと滞在いただける時間を設けました。

上高地帝国ホテルは1933(昭和8)年、日本初の本格的山岳リゾートホテルとして開業。巨大なマントルピースが設えられた重厚なロビーでは、暖炉の火を見つめながらコーヒーやカクテルとともに静かな山の夜をお過ごしいただけます。夕食は毎年好評の帝国ホテル伝統のフランス料理です。翌朝はぜひ早起きして、早朝のお散歩にお出かけください。観光客で賑わう日中とは異なる、静寂に包まれた梓川沿いを散策できます。

緑豊かな自然が楽しめる季節、日常を離れて信州の大自然を満喫する旅にぜひお出かけください。

  • イメージ 赤い屋根が印象的な、スイスの山小屋のような上高地帝国ホテル
  • イメージ 安曇野の新鮮野菜など信州自慢の素材を使った 帝国ホテル伝統のひと皿

関西地区以外にお住まいのお客さまもご参加いただけますので、
詳しくはお問合せください。

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