長野県北西部、北アルプスの麓に位置する白馬村。3,000メートル級の山々に囲まれた風景はまるでスイスの山岳地方を思わせるほど。そして1998年に開催された長野オリンピックの開催地でもありました。
最初にご案内する絶景スポットは「白馬ジャンプ競技場」。エレベーターでラージヒルまで上がり、選手と同じ目線を体験します。「船木……」と祈るように呼ぶ原田選手。見事な大ジャンプで期待に応えた船木選手。日本チーム「日の丸飛行隊」がラージヒル団体金メダルを獲得した、その感動のシーンが鮮やかに蘇ることでしょう。
次の絶景スポットは、標高1,289メートルの白馬岩岳山頂にある絶景展望台「白馬マウンテンハーバー」。白馬村を見下ろす山頂の芝生広場の奥にあるのが、断崖から浮かんでいるような展望テラス。そこから見る白馬三山の白馬鑓ヶ岳、杓子岳、白馬岳の大パノラマは圧巻です。ぜひお飲み物を片手にのんびりと心ゆくまでお過ごしください。隣にある「アルプスの少女ハイジ」のように山々に向かって漕ぐブランコも大人気です。
ご宿泊は森に囲まれた、ヨーロッパの山荘風「白馬東急ホテル」。館内には温泉もあり、夕食は地元信州の旬の素材を使った評判のフランス料理です。
さらに白馬村から北東へ進み、標高1,500メートル付近に位置する奥志賀高原へ。ブナや白樺の林での散策や、ひんやりと涼しくなる夜にはゲンジボタル観賞へご案内します。ご宿泊は高原最奥部に佇む、洗練された大人のリゾート「ホテルグランフェニックス奥志賀」です。
そして最後にご案内する絶景スポットは、標高2,307メートルの横手山の山頂展望台です。天気が良ければ眼下に志賀高原、遠く北アルプス、富士山までぐるりと360度の大パノラマをご覧いただけます。この時期は鮮やかな黄色のニッコウキスゲの花が出迎えてくれることでしょう。
毎年大好評の、日本三大花火大会の1つといわれる「長岡まつり大花火大会」と佐渡島を訪ねる旅。信濃川の河川敷で打ち上げられる大迫力の花火を、桟敷席より正面からお楽しみいただきます。岩室温泉「富士屋」で疲れを癒し、翌日からいよいよ海を越えて、佐渡島へ出発します。
佐渡島は沖縄本島に次いで日本で2番目に大きな島。江戸時代に金山の島として幕政を支えた奥深い歴史や文化、豊かな自然を持つ魅力あふれる島です。ジェットフォイルで島へ渡ったあと、日本最大級の金銀山である佐渡金山へ。佐渡金山では2つのグループに分かれて観光しますので、ご体調に合わせてお選びください。「しっかり観光」では、江戸時代に手掘りで掘られた坑道「宗太夫坑(そうだゆうこう)」へご案内。人形で忠実に再現された、当時の採掘作業の様子が見学できます。「ゆったり観光」では佐渡金山について楽しく学べる施設「きらりうむ佐渡」へご案内します。
その後、廃墟となった巨大な工場「北沢浮遊選鉱場跡」へ。むき出しのコンクリートの基礎が植物に覆われている様子は神秘的な古代の神殿のようです。さらに佐渡名物のたらい舟に乗船。楕円形のたらい舟でゆらゆらと海上を散歩します。最後に絶滅危惧種であるトキを間近に観察することができる「トキの森公園」へご案内します。
ご宿泊は名勝地春日崎の高台から日本海を望むスタイリッシュな「佐渡ナショナルパークホテル(旧ホテル大佐渡)」。客室は全室オーシャンビュー。春日崎温泉の露天風呂で日本海に沈む夕陽や漁火を眺めながら、ゆったりとお寛ぎいただけます。獲れたてで新鮮な日本海の海の幸を活かした会席料理もご堪能ください。
大迫力の花火観賞、日本海に浮かぶ孤島の地下坑道、巨大廃墟、たらい舟……。今年の夏は驚きに満ちた特別な大人の夏休みはいかがでしょう。