[ 国内特集② ]

添乗員が感動体験をご紹介!!

「葉加瀬太郎 NH&K TRIO
サマーリゾート・コンサート」の魅力

企画=企画=稲垣太郎/石川俊平/沼本雅彦 文=槙原有希
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三越伊勢丹ニッコウトラベル

新しい夏の風物詩
八ヶ岳高原音楽堂コンサートへ
♪ようこそ♪

情感豊かな演奏と軽妙な語りで人々を魅了するヴァイオリニスト、葉加瀬太郎さん。 今年も、西村由紀江さん(ピアノ)と柏木広樹さん(チェロ)とともに、 八ヶ岳高原音楽堂で開催されるコンサートに出演されます。 夏の恒例行事ともいえるこのツアーは、リピーターも多い人気コース。 昨年、同行した添乗員の体験談とともに、その魅力をご紹介します。

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憧れの八ヶ岳高原音楽堂 自然と調和する空間へ

標高約1,500メートルの八ヶ岳山麓に佇む八ヶ岳高原音楽堂。美しい六角形の建築は周囲の山々と静かに調和しています。はじめてこの場所を訪れた人々は、森を抜けると忽然と現れるその姿に驚き、異空間へと導かれてゆきます。

  • イメージ イメージ 標高約1,500メートルの山麓に、森に包まれるように八ヶ岳高原音楽堂が佇む

「昨年の添乗で、はじめて音楽堂を訪れました。建物の外観はとてもシンプルで、このなかに音楽ホールがあるのだろうか、と疑ってしまうほどでした。建物内に入るとホワイエがあり、その先にホールがあるのですが、内部に使われている木の存在感が強く、外観とのギャップがとても印象に残っています」(鈴木)

カラマツなどの木材がふんだんに使用された木のホールは、大きなガラス窓に広がる森の風景に包まれた空間です。

「木々に囲まれた細道を進み、隠れ家のような音楽堂に出あった瞬間『見つけた!』と心のなかで叫びました。到着した時にはパラパラと小雨が降っていたのですが、大きなガラス窓から光が差し込み、建物の内部にいるのに、森のなかにいるような不思議な感覚があったことを記憶しています」(菅野)

夏の高原ならではの変わりやすい天候も、自然と調和する音楽堂の魅力をさらに高めてくれます。

「昨年お客さまをご案内した当日は朝から気温が上がり、東京では35度近い真夏日だったのですが、八ヶ岳高原はとても涼しく、避暑地であることを実感しました。音楽堂は見たことがない木造建築で、『コンサートホール』という言葉に普段自分が描くイメージとは真逆の世界。外の自然と室内が不思議な魔法でつながった、どこか夢の世界へ来たような気持ちになりました。コンサート前後に夏らしい夕立に見舞われたのですが、その音が自然との結びつきをより一層強く感じさせてくれたように思います」(石川)

  • イメージ イメージ わずか250の客席が整然と並ぶ音楽堂
  • イメージ 「八ヶ岳高原ロッジ」エントランスの 温度計に目を向けると、避暑地にいることを実感できる涼しさ(添乗員・2023年撮影)
  • イメージ 建物に足を踏み入れると、光が降り注ぎ荘厳な雰囲気の ホワイエが迎えてくれる (添乗員・2023年撮影)
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葉加瀬さんがつくり出す ハートフルなコンサート

コンサートでは、情感豊かな演奏だけでなく曲間の軽妙な語りで会場を盛り上げる葉加瀬さん。そのエンターテイナーぶりは知られるところですが、開演前の会場は期待とともに緊張感を帯びたお客さまの姿が。客席のすぐ前がステージという環境に驚きを感じている方もいらっしゃる様子。

「添乗員は客席の後方から会場全体を見ているのですが、着席したお客さまはワクワクしつつも少し緊張されているようでした。開演とともにお1人で登場する葉加瀬さんを拍手で迎え、これから何がはじまるのだろう、という期待感が高まります。笑顔の葉加瀬さんが語り出すと、ものの1、2分で場が和み、お客さまが彼の世界へぐいぐいと引き込まれていく様子が見て取れました」(沼本)

心揺さぶるトリオ演奏の合間に、ユーモアあふれる葉加瀬さんの語りが入ると、会場の雰囲気は一転して笑い声に包まれます。

  • イメージ イメージ 後方の座席からでさえも、演奏者の表情までも見えるほどの距離感がこの音楽堂の魅力(添乗員・2021年撮影)

「昨年は『エトピリカ』からはじまり、エンディングは『情熱大陸』でした。はじめて葉加瀬さんのコンサートを鑑賞されたお客さまも聞き慣れた曲に反応されていました。なじみのない曲の演奏前には、その曲が生まれた経緯やエピソードを説明してくださり、お客さまも聞き入っていましたね。終了後には、演奏の感想とともにトークの面白さの余韻に浸っているお客さまも多くいらっしゃいました」(森本)

昨年はかつて葉加瀬さんにヴァイオリン演奏を指導したヴァイオリニストの小野明子さんがサプライズで演奏参加する場面もあり、その繊細な音色に会場の熱気が一層高まりました。

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八ヶ岳高原音楽堂だけで 生まれる音色を求めて

音楽堂の客席に座り、耳を澄ませば風の音、蝉の声、鳥のさえずりが聞こえてきます。この地に音楽堂建設を提言したのは、世界的なピアニストのスヴャトスラフ・リヒテルさん。「ここは音楽にふさわしい」と語らせた豊かな自然は、数々の音楽家たちにインスピレーションを与えてきました。250という限られた座席数だからこそ“近い”と感じる距離で、澄んだ音色をお楽しみいただけます。  

「毎年、この音楽堂で開催されるさまざまなコンサートのツアーを催行していますが、お客さまもこの音楽堂の価値を理解してくださっていることを実感しています。昨年私が添乗したコースは、一昨年にご一緒した同じお客さまが半数以上いらっしゃるほどの人気でした。葉加瀬さんも、音楽堂を気に入られ、毎年訪れて自分の名前をホール名に付けたいほど、とステージで語っていました」(原田)  

また、このコンサートツアーは宿泊先や食事処をバリエーション豊かに、日帰りの旅も含め全7コースご用意していることも特徴の1つです。

「昨年に添乗したコースでは、葉加瀬さんのコンサートにはじめて参加するというお客さまが多く、ほかのコースについても初日に説明すると、『そんなにたくさんのコースがあるのね!』と皆さん驚いていました。あるお客さまの『いろいろなバスツアーがコンサート会場で一堂に会するなんて、大人の遠足みたいね!』というコメントが印象に残っています」(森野)

この夏は、ここでしか聴けない音色を求めて八ヶ岳高原音楽堂へ“大人の遠足”に出かけませんか。

  • イメージ 「八ヶ岳高原ロッジ」のロビーには赤岳山頂の山小屋を望む望遠鏡が 設置されている
  • イメージ 音楽堂周辺にはカラマツなどの林が広がり、高原リゾートならではの風景が
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コンサートを楽しみ、高原で寛ぐ旅
全7コース
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今年は、八ヶ岳高原音楽堂で「葉加瀬太郎 NH&K TRIO サマーリゾート・コンサート」をお楽しみいただく旅を全7コースご用意しています。

東京発着の1泊2日は3コース。A、Bコースの宿泊は音楽堂と同じ敷地内にある「八ヶ岳高原ロッジ」、2日目に「韮崎大村美術館」を訪れます。Aコースの夕食はメインダイニング「ル・プラトー」でフランス料理を、Bコースでは「八ヶ岳高原ヒュッテ」でイタリア料理をゆったりとお楽しみいただきます。Cコースのお泊まりは自然と温泉、絶景テラスが魅力の「ルグラン軽井沢ホテル&リゾート」へ。2日目には日本画家千住博さんの初期から最新作まで展示する「軽井沢千住博美術館」を訪れます。

Dコース(日本橋三越本店発着)とEコース(伊勢丹新宿店発着)は日帰りの旅。昼食は「八ヶ岳高原ロッジ」内のレストラン「花暦」で地元の食材をふんだんに使った洋食を。

仙台・大宮発着の1泊2日コースは、2日目に奥村土牛画伯の素描を収蔵する「奥村土牛記念美術館」へ。大阪・名古屋発着の2泊3日コースは、東山魁夷作品のモチーフとなった御射鹿池や「平山郁夫シルクロード美術館」を訪れるなど見どころが満載です。

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