日本には、国立公園の大自然、山岳や渓谷の景勝地、神社仏閣、庭園など、人気の紅葉スポットが数多くあります。そのなかから、特におすすめの紅葉名所を厳選した今回の旅では、当社ならではの贅沢なエッセンスをプラス。深い寛ぎと感動に浸る、一味違う紅葉めぐりをどうぞ。
最初にご紹介する紅葉名所めぐりの旅の舞台は北海道。3日間のツアーでは、「五稜郭タワー」、「大沼国定公園」、「有珠山ロープウェイ」、「支笏湖」などの壮大な紅葉のパノラマをご満喫いただきます。
そんな道南から道央にかけての眺望とともにご注目いただきたいのが、2泊目にご案内する登別温泉郷の老舗宿「滝乃家」です。登別温泉は、1つの温泉に多彩な泉種を持つ全国でも珍しい場所。滝乃家も、硫黄泉・鉄泉・食塩泉・ラジウム泉の4種類の源泉を持っているのが特徴で、最上階の露天風呂(食塩泉・鉄泉)や風趣な庭に抱かれた大浴場(ラジウム泉・硫黄泉)などで“お湯比べ”をお楽しみいただけます。今回お泊まりいただくお部屋は、源泉かけ流し温泉露天風呂付きの広々とした和室または和洋室。秋から冬へ移ろう自然の美しさを眺めながら、いつでもお好きな時に、ゆったりした癒やしの時間をどうぞ。北海道の秋の味覚を堪能できる会席料理の夕食は、ゆっくりとお部屋でお召しあがりください。
また、最終日に訪れる「大倉山ジャンプ競技場」では、今回ご参加の皆さまだけのために、通常は立ち入れないエリアもご覧いただける特別なお楽しみをご用意しています。ご案内役は、競技場の一角にある「札幌オリンピックミュージアム」名誉館長の阿部雅司さん。阿部さんは、1994年に開催されたリレハンメルオリンピックの「ノルディック複合団体」金メダリストでもあります。札幌市街地や石狩平野、石狩湾などが一望できる、ジャンプ台スタートラインからの大迫力の景観を、メダリストの貴重なお話とともにご満喫ください。
秋田・男鹿半島南部に位置する鵜ノ崎(うのさき)温泉から角館を経て、岩手県一関市の景勝地「厳美渓(げんびけい)」まで下っていく3日間のツアーのエッセンスは、話題の2つの隠れ宿です。その1つは、鵜ノ崎温泉の日本海を一望する崖の上に、今年5月にグランドオープンした「山人(やまど)ーogaー」。この宿の最大の魅力は、半露天風呂付きの客室からも、温泉大浴場からも間近にご覧いただける、荒々しい男鹿の海の絶景です。温泉は、硫黄分を含むエメラルド色で、美肌効果や殺菌・抗炎症作用があるといわれています。また、夕食は、荒波にもまれた生命力あふれる地魚を中心とした、男鹿の風土が薫る創作料理をお召しあがりいただきます。
2日目に泊まる、もう1つの隠れ宿は、岩手県・湯川温泉の「山人ーyamadoー」。こちらの山人は、1泊目の男鹿と対照的に、ひっそりした山懐の渓流沿いに佇みます。わずか12室のラグジュアリーな客室には、天然温泉かけ流しの半露天風呂を完備。清流のせせらぎに包まれる、野趣あふれる野天風呂は、貸切りでのご利用が可能です。また、北欧デザインと和のテイストを融合した読書室も用意されています。夕食は、地場の山の幸と自社農園の食材を使った和洋折衷創作料理をどうぞ。
紅葉のハイライトは、岩手県平泉の「中尊寺」です。見どころは、「本堂」から「金色堂」への参道が深紅や黄金色に染まる情景と、池に映る逆さ紅葉が麗しい「弁財天堂」。歴史ある建造物と燃えるようなモミジが織り成す錦絵のような世界は、まさに神秘的な美しさといっていいでしょう。当日は、観光ガイドによる案内付きで、約1時間30分かけてじっくりとご観賞いただきます。