[ 国内特集① ]

2024-2025 年末年始特集

福々しい新年に浸る

ゆったり贅沢な癒し旅

企画=大川喜史/小林絵梨/中島悠/小森一輝 文=浅見浩司
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メゾネット大空間と
温泉展望風呂のある
函館のスイートルームで優雅な新年を

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湯の川温泉の洗練ホテルで ラグジュアリーなお正月

新しい年の幕開けを、時には、情緒あふれる旅先でゆったり贅沢に迎えてみてはいかがでしょう。

今回ご紹介するそんな優雅な年末年始旅の1つ目は、北海道の名湯として古くから親しまれてきた函館・湯の川温泉のラグジュアリーホテル「望楼NOGUCHI函館」で新年を迎えるツアーです。ご宿泊いただくのは、約120平方メートルの贅沢な大空間が広がるメゾネットタイプのスイートルーム。座り心地の良いソファを配したリビングスペース、広々快適なベッド、壁一面の窓から函館の町並みを一望する大きな温泉展望風呂が、上質な寛ぎの新年を奏でます。温泉は、冷え性や神経痛などに効能があるといわれる、無色透明で高温なナトリウム・カルシウム塩化物泉。保温効果に優れ、湯冷めしにくいといわれるため、ホテル最上階にある大浴場や展望露天風呂に足を運んで、眼下の大パノラマを眺めながらの湯あみもおすすめです。また、13階のスカイラウンジは、日が傾きはじめる頃から夜にかけて、お酒やソフトドリンクなどを無料でお楽しみいただける、しっとりした雰囲気のサロン。雪が降り積もる函館の幻想的な夜景とともに、心ゆくまでご堪能ください。

  • イメージ イメージ 贅沢な開放感が楽しめる、望楼NOGUCHI函館のメゾネットタイプのスイートルーム
  • イメージ ドリンクを片手に、函館市内の幻想的な夜景を満喫できるスカイラウンジ
  • イメージ 夕食は、北海道の旬の食材が映える、和洋創作会席料理をどうぞ

そして元日の朝は、高さ約107メートルの「五稜郭タワー」から初日の出を拝むこともできます。眼下に広がる五稜郭公園と地平線に昇る神々しい朝日を見渡しながら、2025年のスタートを清々しく迎えてみてはいかがでしょう。

  • イメージ イメージ 国指定特別史跡の五稜郭跡が眼下に広がる、五稜郭タワーからの初日の出
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天守閣を一望する天然温泉ホテルに滞在
特別予約で待ち時間なし、
犬山成田山の正式参拝

日本最古の天守を部屋から眺め 白帝の湯に癒される日々を

木曽川が濃尾平野へ流れ出る、愛知県北西部の犬山城下町に2022年オープンした「ホテルインディゴ犬山有楽苑」に連泊する旅も、ゆったりした年末年始を満喫したい方にはおすすめです。その品格あふれるホテルでご滞在いただく客室は、犬山城ビューのプレミアムツイン。国宝犬山城や木曽川、城下町の風景が描かれたアートウォールに心躍る部屋からは、現存する日本最古の天守を仰ぎ見ることができます。また、犬山唯一の天然温泉である「白帝の湯」は、美肌効果があるといわれる、無臭透明のアルカリ性単純泉。木曽川がモチーフのアートタイルをあしらった大浴場と、竹林に抱かれたような露天風呂で、豊かな癒しのひと時をじっくりとお楽しみください。

さらに、滞在中のお食事とお飲み物、ミニバー、スナックタイムなどのすべての飲食体験が含まれた、オールインクルーシブステイなのも見逃せないポイント。日常の煩わしさから解放され、新年の贅沢なホテル時間をごゆっくりどうぞ。

  • イメージ イメージ 犬山城を見上げる、ホテルインディゴ犬山有楽苑のエントランスロビー
  • イメージ 犬山らしい趣向を凝らした、犬山城ビューのプレミアムツインルーム
  • イメージ 夕食は、鵜飼をイメージしたダイニングで北欧風創作料理を

ホテルからほど近い「犬山成田山」で元日に正式参拝していただけるのも、この旅の大きな魅力です。大本山成田山新勝寺の別院である寺は、中部地区最大の不動尊霊場。通常であれば長蛇の列を覚悟する護摩祈祷を、時間指定の特別予約により、待ち時間なくお受けいただけます。なお、ホテルから本堂まではタクシーを利用するため、人で埋め尽くされる長い参道階段を上る苦労もありません。

  • イメージ イメージ 元日に正式参拝する、犬山成田山の名王門
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プレミアムクルーザーで堪能する
雪深い奥飛騨の眺望と京都五社めぐり

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山深い奥飛騨の銀世界から 白川郷、雪吊り、冬の日本海へ

わずか10席のラグジュアリーバス「三越伊勢丹プレミアムクルーザー」で、悠々快適にめぐる2つの旅もご用意しています。1つ目は、飛騨高山、金沢、福井といった、冬期に個人旅行では行きにくいエリアを周遊。大きな窓ガラスから、壮観な大自然の冬景色をご満喫ください。

まず圧巻なのが、松本から飛騨高山へ向かう車窓に現れる、雪に覆われた3000メートル級の北アルプスの峰々。一面銀世界の山深い奥飛騨をゆっくり抜けて、風情ある町並みが美しい飛騨高山温泉に宿泊します。翌日向かうのは、世界遺産の白川郷。2つの自動車道を経由して飛騨山脈の山あいを縫うように走り、日本の原風景ともいえる合掌造り集落へ。その数百年の時を刻む家々が白く染まる、幻想的な世界をお楽しみください。そして、金沢で兼六園の雪吊りなどの見どころを満喫したら、海沿いの北陸自動車道を南下。冬の荒々しい日本海の景観を車窓からご覧いただけます。

  • イメージ イメージ 日本有数の豪雪地帯に、合掌造りの民家が肩を寄せあう白川郷
  • イメージ 冬の日本海を眺めながら向かう、雪に覆われた大本山永平寺
  • イメージ 金沢の冬の風物詩といわれる、兼六園の雪吊り
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京都の東西南北の四神を司る 4つの神社と平安神宮をめぐる

プレミアムクルーザーでゆったりめぐるもう1つの旅は、京都から伊勢へ。なかでもご注目いただきたいのが、新年にふさわしい、「京都五社めぐり」です。桓武(かんむ)天皇が遷都した平安京は、東西南北を四神が守護する「四神相応(しじんそうおう)の地」として造営されました。その北の玄武「上賀茂神社」、西の白虎「松尾大社」、東の蒼龍「八坂神社」、南の朱雀「城南宮」、そして中央を守護する「平安神宮」の5つの神社をめぐることで、ご利益を授かります。

今回の旅では、まず、「方除(ほうよけ)の大社」と仰がれる城南宮から、「日本第一酒造神」として信仰される松尾大社へ。さらに、境内全域が世界遺産に登録される上賀茂神社、桓武天皇が御祭神の平安神宮、最後に、「祇園さん」と呼ばれ親しまれる八坂神社をめぐり、1年の幸福を祈ります。

  • イメージ イメージ 平安時代の佇まいを残す上賀茂神社は、約23万坪の境内全域が世界遺産
  • イメージ イメージ 京都五社めぐりのあとは、「お伊勢さん」と呼び親しまれる伊勢神宮へ(写真は内宮)
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歴史ある町家とフランス料理が話題の
風雅なオーベルジュに泊まる福井旅

伝統的な古民家を改装した 三國湊の美しい町家で年明けを

ゆったり贅沢な年末年始旅の最後にご紹介するのは、今年1月、福井県坂井市にオープンした、話題の「オーベルジュほまち 三國湊(みくにみなと)」に宿泊し、古き良き日本文化に浸っていただく旅です。日本海に注ぐ九頭竜川の河口に位置するこの施設は、9棟16室のホテルとレストラン棟からなる、分散・滞在型オーベルジュ。それらの棟すべてが、「かぐら建て町家」や「平入造」「入母屋造」といった伝統的な古民家を改装したもの。江戸時代から明治時代にかけての北前船交易を通じて日本海沿岸域に流通した、笏谷石(しゃくだにいし)などの福井の特産材も随所にあしらわれています。ここでの滞在は、かつて大いに繁栄した港町の豊かさと温もりを実感させてくれることでしょう。

  • イメージ イメージ オーベルジュほまち 三國湊は、古民家を改装した分散・滞在型施設。

また、レストラン棟でお召しあがりいただく夕食は、フランス料理界で数々の功績を残す巨匠・吉野建さんプロデュースのコース料理。福井のブランド食材が活きる、繊細で華やかな本格的フランス料理をどうぞ。元日には、地元ガイドの方の案内で、風情ある三國湊の町歩きも楽しみます。

  • イメージ イメージ 吉野建さんプロデュースのフランス料理も話題です