[ 海外特集② ]

〈三越伊勢丹ニッコウトラベル限定〉
大迫力の遊牧民騎馬競技と
ふれあいのホームパーティーへご招待

シルクロード文化の交差路で
春を祝う特別な体験を

企画=篠原陽子 文=浅見浩司
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青に彩られた世界 サマルカンドとブハラ

紀元前2世紀頃から15世紀半ば頃まで、中国の長安(現在の西安)とローマを結ぶ交易路として栄えたシルクロード。そのロマンあふれる壮大な東西交易路の中心地であり、アレキサンダー大王や玄奘三蔵、チンギスハーンが駆け抜けたのがウズベキスタンです。

今回ご案内するウズベキスタンの旅では、世界遺産の文化交差路サマルカンド、2500年以上の歴史を持つブハラ、中央アジア最大級の都市タシケントをめぐりながら、シルクロード文化の魅力にたっぷり浸っていただきます。その最大のおすすめポイントは、現地手配会社の日本語ガイドとしても活躍した経験があり、現在はツアーの手配に携わるサルドルさんの全面協力のもと実現した、三越伊勢丹ニッコウトラベルだけの特別な2つの文化体験です。最初に訪れる「青の都」と謳われるサマルカンドは、青いタイルが貼られた荘厳な建造物が旧市街のいたるところに残る、目の覚めるような美しさが魅力。ティムール朝を築いたウズベキスタンの英雄アミール・ティムールの遺産の数々は、まさに感動の連続といっていいでしょう。一方、ブハラは、かつて全イスラム世界の文化的中心地として栄えた古都。中世のイスラム建築が並ぶ街並みや、「タキ」と呼ばれるドーム付きのバザールなど、すべてがエキゾチックに映るに違いありません。

  • イメージ イメージ サマルカンドのレギスタン広場にある、人面とライオンのタイル装飾が有名なメドレセ(神学校)

続いて、サルドルさんに、ウズベキスタンのお国柄や感動の文化体験などについてお話しいただきました。

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サルドルさんの協力で実現した 騎馬競技の貸切特別観賞

私は、父の勧めもあって高校と大学で日本語を学んだのですが、私の家族に限らず、ウズベキスタンの人々はとても親日的です。それは、第二次世界大戦後、多数の日本人抑留者がウズベキスタンの発展に貢献してくれたことや、サッカーの国際大会後に、スタンドを掃除する日本人の姿に感銘を受けた人が多いことなどによります。また、街の治安も安定していますので、安心して旅を楽しんでいただけます。

今回の旅では、サマルカンドやブハラの観光にもご案内しますが、遊牧民の伝統的な騎馬競技の貸切特別観賞と、皆さまを私の家にお招きして開くパーティーもお楽しみいただきます。

まず、「ブスカシ」と呼ばれる騎馬競技は、広大な高原を舞台に、50人以上の、馬に乗った男たちによって繰り広げられるラグビーのようなゲーム。ただし、奪い合うのはボールではなくヤギの胴体で、ゴールに1番早く運んだ人が勝ちとなります。勇壮な騎馬集団が全力疾走しながら激しく競う様子は迫力満点。この競技は、春の到来を祝う「ナウルーズ祭」のイベントとして行われているものですが、今回のツアーに参加される皆さまのためだけに、特別に開催する運びとなりました。

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パーティーや伝統工芸を通してシルクロード文化と深く親しむ

もう1つの特別な文化体験が、旅の最終日にタシケントの私の家で開くフェアウェルパーティーです。実は、ブハラでも一般家庭を訪問するのですが、そちらでご覧いただくのがウズベキスタンの伝統的な生活スタイルなのに対し、私の家では現代的な都市の住まいと実際の暮らしぶりをご紹介しながら、私の母と妻による家庭料理でおもてなしいたします。料理は、現地の新鮮な春の食材を使ったプロフ(炊き込みご飯)や、サムサ(ミートパイ)などを日本人の口に合うようにアレンジ。ウズベキスタンの文化により深く親しんでいただきたいと思います。

この旅ではさらに、シルクロード文化の交差路ならではの伝統工芸や、華やかな衣装が目を引く民族舞踊もご覧いただけます。特に、17世紀頃から遊牧民の女性たちによって受け継がれてきた「スザニ刺繍」、黄や緑地に太陽や植物のモチーフが描かれた「ギジュドゥヴァン陶器」の美しさには、どなたも心奪われるに違いありません。

  • イメージ フェアウェルパーティーでおもてなしいただく、 サルドルさん(左から2番目)ご家族
  • イメージ 民族楽器や歌に合わせて踊られる、華やかな民族舞踊
  • イメージ イメージ 幻想的にライトアップされた、レギスタン広場の3つのメドレセ(神学校)
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