日本から直行便で約4時間。日本との時差は1時間。国内旅行のような気軽さで訪れることができるのが台湾です。温暖な気候と治安の良さ、豊かな食文化など多くの魅力が手軽に楽しめる台湾の首都台北を、じっくり楽しむ四日間の旅をご紹介します。
往復日本航空の直行便を利用。行きは午前出発、帰りは午後出発にすることで台北滞在時間を長くしました。宿泊は、ビジネスやショッピングの中心地・中山エリアに位置する日系ホテル「オークラプレステージ台北」に3連泊します。ホテルオークラの「親切」と「和」を基調としたきめ細かなサービスでおもてなし。フロントには日本語対応スタッフがいるので安心です。大浴場とサウナもあり、朝食に日本食も用意されています。
中国料理をベースに独自に発展した台湾料理。日本人に馴染み深い鰹節や醤油を基調とした味付けも多く、脂も塩分も控えめであっさりとした味わいが特徴です。台北に来たなら1度は訪れたいこだわりの名店へご案内します。
まずは老舗台湾家庭料理の名店「欣葉(きんよう)」。本場の味付けながら、日本人好みの料理の数々をいただきます。高級中国料理店の「點水樓(てんすいろう)」は、小籠包のコンテストで優勝した名店。繊細なつくりの小籠包は、レンゲに乗せ皮に穴を空けて、まずは旨味たっぷりの肉汁を味わってください。創業100年を越える「度小月(どしょうげつ)」は台湾名物グルメ「担仔麺(たんつうめん)」発祥のお店。海老だしスープにもっちりした麺、甘辛い肉みそを乗せた独特の深みのある味が人気です。台湾創作料理の「阿正厨坊(あせいちゅうぼう)」は、台湾の食通の絶大な支持を集める隠れ家レストラン。地元の旬の食材を多国籍にアレンジした創作料理をいただきます。
そして最終日の「山海樓(さんかいろう)」では、1930年代の酒樓(日本でいう料亭)で提供されていた手の込んだ贅沢な宴会料理を、創業当時を再現したレトロな雰囲気漂う洋館風の店内でいただきます。
この旅のハイライトの1つは、日本人ガイド岩堀祐介さんとめぐる台北の1日(旅程3日目)です。岩堀さんは、台北在住20年の台湾観光局の正規資格を持つガイド。より多くの魅力が詰まっている素顔の台北をご案内いただきます。行先はお楽しみに。
中国の歴代皇帝が所有していた膨大な宝物や、芸術品が所蔵されている「台北故宮博物院」。台北有数のパワースポットとしても有名な「龍山寺」。細い石段の路地に赤い提灯が連なるノスタルジックな街並みが人気の「九份」など、厳選した見どころも満喫します。
さらに散策が楽しい街や市場にもご案内。100年以上の歴史ある問屋街「迪化街(てきかがい)」は、からすみや台湾茶、漢方、伝統的な花布などの店が賑やかに並び、お買物が楽しみ。道の両サイドに台湾ならではの南国フルーツ、お総菜などの店がズラリと並ぶ「雙連(そうれん)朝市」では、食べ歩きはいかがでしょう。また、夜のプログラムも充実。屋台の名物グルメの食べ歩きが楽しめる「士林(しりん)夜市」。京劇、雑技、人形劇などの伝統芸能ショー「タイペイ・アイ」の観賞へもご案内します。
美食も観光も充実したこの旅は、台北がはじめての方にも再訪の方にもおすすめ。この春は気軽に、身軽に台北に出かけてみませんか。
今回、ご旅行の3日目に同行する日本人ガイドの岩堀祐介(いわほりゆうすけ)と申します。現地に住んでいるからこそ知っている台湾、とっておきの台北を紹介させていただきます。ぜひお楽しみに。