[ クルーズ特集② ]

2026年初夏〜秋のおすすめクルーズ
7コースをご紹介!

5つのこだわりで
船旅の不安を解消

企画=加藤のどか/阿部遥奈 文=佐藤淳子
  • イメージ イメージ 優雅かつ快適な客船で世界の海へ
    ※客船の画像は「セレブリティ・コンステレーション」の同型姉妹船です。

部屋でゆっくり休んでいるうちに次の目的地へ―「動くホテル」ともいわれるクルーズ客船での旅は、年々人気が上昇。当社にも、日本だけでなく世界を船で旅したいというお声が多く寄せられるようになりました。ただ、外国船に関しては、同時に耳にするのが心配の声。そんな皆さまのご不安を解消するのが、当社ならではの5つのこだわりです。そこで、寄港地観光も船内生活も安心してお楽しみいただくための工夫を、2026年度催行予定のコースとともにご紹介します。気になっているあの地へ、来年は船で訪れてみてはいかがでしょうか。

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クルーズの場合、通常、基本のご旅行代金のほかに、港湾使用料、政府関連諸税などが別途必要となり、さらに船内チップなどは現地にて追加でお支払いいただくのが一般的です。これらの費用の合計は15万円程度になることが多く、長いクルーズでは20万円を超える場合もあります。そこで当社では、こうした諸費用の支払いの煩雑さを避けるべく、あらかじめすべてを旅行代金に含んでいます。そのため追加代金をいただきません。これが、当社のこだわりポイント①です。

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美しいフィヨルドの壮観が続く ノルウェーの海岸線を航行

そして、こだわりポイント②が、寄港地での観光の際のお客さまだけの専用車をご用意していること。寄港地観光では通常、乗客の皆さまは、船会社が主催する観光ツアーに参加します。その場合、ほかのお客さまと一緒のバスで移動するため、ご自身のペースでゆっくりと観光することが難しい場合もあります。そこで当社では、可能な限り当社のお客さまだけの専用車とガイドによる観光ツアーを独自に設定。急な坂道や階段の多い場所は避けるなど、船主催の寄港地観光に比べ、ゆったりお楽しみいただける行程です。

2026年度に催行予定のコースのなかで、この2つ目のこだわりを特に感じていただけるのが、北欧のフィヨルドと北極圏を訪れるクルーズ。ノルウェーの海岸沿いに航行、フィヨルドの海岸線を堪能いただくこの船旅のハイライトは、なんといっても「沈まない太陽」が見られるヨーロッパ最北の地、ノールカップの観光でしょう。北緯71度10分21秒に位置するこの岬では、1日中太陽が沈まない、いわゆる「白夜」の期間があります。ホニングスボーグ入港後、当社のお客さまだけの専用車でノールカップの展望台を訪れ、真夜中の太陽「ミッドナイトサン」をご覧いただきます。1度水平線に沈みかけた太陽が、水平線をすべるように移動し、再び空へ。この季節、そして、ここでしか見られない稀有な景観を心ゆくまでお楽しみください。

  • イメージ イメージ 終日航海の日にはノルウェーフィヨルドをクルーズ。険しい山々の間をゆっくり進む船から 壮大な景色を眺望
  • イメージ イメージ 専用車で「さいはての地」ノールカップへ。ここで真夜中の太陽「ミッドナイトサン」を体験
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お客さまのペースでめぐる自然豊かな海沿いの小さな街

ノールカップを折り返し地点とするこのクルーズでは、その往復で立ち寄る寄港地の観光も魅力です。北極圏最大の都市トロムソ、カラフルな倉庫街が印象的なトロンハイム、絵葉書のような街並みが連なるベルゲンなど、海岸沿いの人気観光地はもちろん、小さいながらも自然豊かで魅力的な北極圏の街々も訪れます。たとえば、美しい灯台で知られる小さな港町、モーレイ。岬の突端に建つヘンダネス灯台や、白い砂浜が続くレフヴィクサンデンビーチなどへ専用車でご案内します。この日の昼食は、船内ではなく、地元のレストランで新鮮なシーフードをお楽しみください。モルデも魅力的な街です。ヴァルデン展望台に上り、ロムスダール山脈とフィヨルドが織り成すパノラマを眺望。胸のすくような光景に出あえるでしょう。陸路ではなかなか訪れる機会のない街の観光は、船の旅だからこその楽しみです。

さらに、大小の小島と岩礁を8つの橋でつなぐ景勝ルート「アトランティックオーシャンロード」を専用車でドライブ。左右の車窓に広がるのは大西洋の大海原です。

フィヨルドと白夜、そして北極圏を含む海沿いの小さな街々。船だからこそ訪れられる地を、専用車による充実した寄港地観光で満喫してください。

  • イメージ 大西洋を左右に望むアトランティックオーシャンロードを専用車で快適にドライブ
  • イメージ ノルウェー西部の小さな街、モルデ。自然の美しさと静かな佇まいが魅力
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こだわりポイント③は、添乗員が同行し、船内でお客さまをサポートすることです。客船のクルーは皆親切で、何か不便があれば力になってくれますが、特に海外客船の場合、クルーズが初めてのお客さまや、言葉にご不安のある方は戸惑うこともあるかもしれません。でも、どうかご心配なく。船内でご不安を感じることがあれば、その都度添乗員にご相談ください。その日の船内アクティビティやお食事の際のドレスコードなどを記した英語の船内新聞も、毎日、必要な箇所を日本語に訳してお届けします。

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乗船前はオランダの風景を堪能 船からはフィヨルドを眺望

そしてこだわりポイント④が、ゆとりあるスケジュールです。当社の船旅では、乗船前または下船後に、ホテルに宿泊することを基本としています。現地到着時や帰国前のホテル滞在により、移動によるお疲れを癒していただけるだけでなく、現地の観光もお楽しみいただけます。せっかく長い空の旅を経て訪れた場所です。現地の雰囲気を存分に味わいましょう。

歴史あるホーランドアメリカラインの「ロッテルダム」で行くアイスランドクルーズのコースは、まさに船旅前後もたっぷり観光をお楽しみいただく旅です。

オランダのロッテルダムを出航、アイスランドを半時計回りに進み、手付かずの自然景観を満喫するのがこの船旅。乗船前にはオランダのハーグに宿泊、キンデルダイクで風車が立ち並ぶオランダらしい景観を小型ボートで堪能いただくほか、オランダを代表する画家、フェルメールの故郷として知られる古都デルフトの散策などをお楽しみいただけます。

出航後は、途中、スコットランドに寄港し、ネッシー伝説で有名なネス湖やインバネスの街などを観光した後、船はいよいよアイスランドへ。まずはエイイルススタジル、セイジスフィヨルズルなど、東部の小さな街々に寄港します。北部のアークレイリでは、「神々の滝」を意味するゴーザフォスや、クレーターのような地形が続くミーヴァトン湖南部のスクトゥスターザギガルなどをお楽しみください。切り立った山が湾の両側にそびえるイーサフィヨルズルの風景も印象深いものとなるでしょう。ちなみに、「フィヨルズル」とはアイスランド語で「フィヨルド」の意味。地名からわかるとおり、入り組んだ海岸線が続く美しい景観の地ばかりです。

  • イメージ イメージ 「神々の滝」を意味するゴーザフォスは 神々しさも感じさせる端正な滝
  • イメージ イメージ 湾の両側に山がそびえるイーサフィヨルズルの街。古い建物が並ぶ街並みをゆっくり散策