[ クルーズ特集② ]

南極クルーズという
贅沢な時間の過ごし方

全室スイート客船「シルバー・クラウド」と
チャーター専用機で優雅に極地へ

企画=阿部遥奈 文=島川渚
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航空機でドレーク海峡を移動 体に楽な南極クルーズを実現

旅好きな方ならいつかは行ってみたいと思う南極。未知の世界への憧れを抱きながらも、体力や準備に不安をお持ちの方もいるかもしれません。しかし、今回ご案内する旅は、体に優しく優雅な時間を過ごしながら、どなたでも南極への夢をかなえることができます。その主な特徴をご紹介しましょう。

まず、この旅では、世界一揺れる海域として知られるドレーク海峡を、船でなく航空機で移動します。通常の船旅では片道2日かかるところを、わずか2時間ほどで通過。体への負担を大幅に軽減し、船酔いの心配もありません。次に、南極旅行というと乗船前の長時間フライトが必要になりますが、日本から南米チリまではビジネスクラスを利用。さらに、他社との大きな違いとなるのが、中継都市での宿泊です。アメリカまたはカナダの主要都市で1泊し、ホテルのベッドでしっかりと休息を取ってから南米へ向かいます。合計30時間近くにもなるフライトに連続して乗ることを避け、無理なく南極を目指すことができるのです。

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2023年からの3年間に、当社では計21名のお客さまが南極クルーズにご参加、なかには80代の女性のお1人参加のお客さまもいらっしゃいました。上陸用ボートに乗り降りができる方であれば、特別な体力は必要ありません。

また、チリの街から乗船地へのキングジョージ島へは、シルバーシー・クルーズのチャーターフライトで移動します。機内はシルバーシーの特別仕様となり、船に乗る前からワクワクするような体験をお楽しみいただけます。地元の食材を使った特別な機内食も、この旅ならではの楽しみといえるでしょう。

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極地仕様のラグジュアリー客船 シルバー・クラウドの魅力

今回の南極クルーズで乗船するのは、シルバーシー・クルーズの客船「シルバー・クラウド」。元は地中海などを航行していたラグジュアリー客船でしたが、2017年の大規模改装により耐氷船としての機能を備え、ラグジュアリーとエクスペディションの両立を見事に実現した船となりました。

  • イメージ イメージ 客船のデッキから眺める、海峡の壮大な景色。光によって刻々と表情を変える風景が感動的

大きな魅力の1つが、会計を気にすることなくシャンパンやカクテルを楽しめる、オールインクルーシブ制を採用していることで、極地でも贅沢な時間を過ごせます。お食事にも定評があり、メインダイニングの上質な料理はもちろん、イタリア料理やカフェ、本格フランス料理(有料)など複数の選択肢をご用意。全室スイート仕様のお部屋で、ルームサービスも可能です。船内にはシアター施設があり、上陸前後には、南極の自然に精通したエクスペディションスタッフのレクチャーが行われます。添乗員が概要をお伝えしますので、言葉の心配もなくお楽しみいただけます。

  • イメージ 寛ぎながら南極の風景を楽しめるオブザベーションラウンジ
  • イメージ 南極の海に囲まれながらのデッキウォーキングも爽快
  • イメージ 南極にいながら食材にもこだわった洗練されたお食事を
  • イメージ ゆったり読書を楽しみたくなる快適な船内空間
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氷に囲まれて生きるペンギンたちとの出あい

南極エリアに入ると、さまざまな形の氷山が迫り、大自然の造形美を間近に感じる氷の世界へ。南極半島では午前に上陸した場合、午後はゾディアックボートでのクルーズという形で、1日1回上陸する入れ替え制で観光を予定。経験豊富なエクスペディションスタッフが、その日の状況に応じて最適な場所へご案内いたします。感動的な絶景をめぐりながら、七大陸制覇の夢もかなえることができます。

  • イメージ イメージ 南極での上陸先ではエクスペディションスタッフが親切に案内

地球上で最も純粋な自然が残る地で生きる動物たちとの出あいも感動的です。この南極クルーズで遭遇できる代表的なペンギンは、アデリーペンギン、アゴヒゲペンギン、ジェンツーペンギンの3種類。好奇心豊かな彼らは、人間を大きなペンギンだと勘違いしているのか、至近距離まで近づいてくることもあります。自然保護のため人間が5メートル以上近づいてはいけないルールがあるため、ペンギンが近づいてくると人間が離れるという、何とも微笑ましい光景も見られるかもしれません。ペンギンに加えて、アザラシやクジラとの遭遇にも期待が膨らみます。南極のペンギンたちの愛らしい姿に魅了され、帰国後にペンギンの素敵なカレンダーを作成して、お見せくださったお客さまもいらっしゃいました。

  • イメージ 氷から海に飛び込むアデリーペンギンたち
  • イメージ 愛らしい表情のウェッデルアザラシ
  • イメージ 高所に巣をつくるというアゴヒゲペンギン
  • イメージ 南極海域に棲むザトウクジラ

南極と聞くと厳しい寒さを想像しがちですが、南極が夏を迎える1〜2月の平均気温は4度~マイナス2度程度と、想像ほど寒くはありません。パルカ(防寒着)は船から贈呈され、長靴と防水パンツも貸し出されます。ご準備いただくのは、フリースや手袋、靴下程度で、特別な装備は必要なく、気軽にご参加いただけます。

南極クルーズにご参加されたお客さまのなかには、普段は国内旅行中心ですが、思いきってこの旅を選んだ方もいらっしゃいました。お体に優しいアプローチなので、もし海外旅行に不慣れでも思い立ったら南極への旅が可能なのです。大切な人生の時間を夢ある旅に―。贅沢な時間の使い方として、南極クルーズを考えてみませんか。

  • イメージ 芸術のように美しいさまざまな形の氷山を堪能
  • イメージ 客船からゾディアックボートに乗り換えて、冒険気分で旅を
  • イメージ イメージ 果てしなく続く氷原の大地を踏みしめる、貴重な体験を
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南極クルーズの旅
旅行説明会のお知らせ〈予約制〉
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南極って体力が必要? 自分でも行けるのかしら?船内での過ごし方は? どうやって上陸するの?お食事は? ……などみなさまの素朴な疑問やご不安に、南極への添乗経験のある社員がお答えします。すぐには無理でもいつかは行ってみたい! とお考えの方もどうぞお気軽にご来場ください。(予約制)

日 時:2025年7月22日(火) 午後1時30分より

会 場:三越伊勢丹ニッコウトラベル 東京営業所ゲストルーム

アクセス:半蔵門線・銀座線三越前駅 B4出口またはA2出口より徒歩約2分

予約先:三越伊勢丹ニッコウトラベル 東京営業所〈クルーズ旅行窓口〉

詳細はこちらをご覧ください。

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